-
モノづくりを通して届けたいもの
-
【日々の心地いい暮らし】
- これはcocochkoboが大切にしているテーマです。
モノづくりや販売する事が目的ではなく、実際に日々使用してもらう中で、商品を通して「心地よさ」を感じてもらえるよう、素材や機能性にこだわって製作をしています。
今回のプロジェクトのお財布は3種類。素材感を大切にしながら、特に機能性にこだわりを持って製作しました。 -
ちょうどいいサイズ感の長財布
- ~バッグの中で場所を占領して重たいお財布。~
~できるだけコンパクトに。でも一万円札は折りたくない。~
こんな悩みを解決するためにどんなデザインが良いのか、試行錯誤を繰り返して製作したのが、この薄型長財布です。 -
- 通常の長財布のカードポケットは、横向きに2列設計されていて、お札サイズより長めになっているのが多く、そのサイズ感だとバッグの中で場所を取ってしまっています。
お札サイズピッタリにするためにはどうしようかと考えたのが、カードポケットの方向を奥側を縦、手前を横にしました。こうすることで1万円札も折らずに入る17.5cmという幅が実現できました。 -
- 奥のカードポケット3枚分が重なり合いますが、普段あまり使わないカードを収納してもらえればと思います。
また、カードポケットを斜めにカットして、サッと取り出しやすくしました。 - もちろん小銭入れポケットも付いています。サイズも大きくしているので、小銭が見やすく取り出しやすい形です。
また、本体のファスナーをきちっと閉めると小銭がこぼれ出る心配もありません。 -
- ファスナーは樹脂製のビスロンを使用。マスタードにはベージュ、他の色は同色のファスナー。
樹脂製なので、金属製よりも軽く開閉できます。 -
-
- 色展開:ブラック・ブラウン・グレー・カーキ・ネイビー・マスタード・レッド・メタリックシルバー・メタリックサクラ
サイズ:縦:10.5cm 横:17.5cm 厚さ:1.5cm
重さ :約62g - 小さめなバッグやポシェットでお出かけする時、コンパクトなお財布もいいけど長財布を使いたい。そんな時にピッタリのお財布です。
-
長財布とミニポシェットのセット
- 携帯と長財布、それと少しの小物類。これだけでお出かけしたい時にピッタリのおすすめポシェットがこちら。
普段のお出かけの時はもちろん、旅行やバッグインにも使えてとても便利です。 -
-
- メタリックサクラの長財布&ミニポシェットのセット
-
- メタリックシルバーの長財布&ミニポシェットのセット
-
- ミニポシェットについて
色展開:メタリックシルバー・メタリックサクラ他、ブラック、グレー、ネイビー、レッド、マスタードが製作可能です(お財布の色を参照・*ブラウン、カーキは不可です)
お財布とミニポシェットのお色の組み合わせは自由です。
(例:お財布:ネイビーxミニポシェット:マスタード)
サイズ:縦:17cm / 横(上辺):24cm / 横(底辺):20.5cm / マチ:4cm
持ち手長さ:約73cm~134cm(調節可能)
持ち手幅:1cm
重さ:約124g -
スクエア型のシンプルでコンパクトなお財布
-
- こちらのスクエア財布は、とにかくシンプルにミニマムに、をコンセプトに製作しました。
必要最低限のカード、お札、小銭だけを持ってお出かけしたい時にちょうどいいお財布です。 -
- カードは重ねて収納。お財布は二つ折り。
小銭入れはたっぷり入るよう、大きめでマチ付き。 -
- 色展開:ブラック・ブラウン・グレー・カーキ・ネイビー・マスタード・レッド・メタリックシルバー・メタリックサクラ
サイズ:縦:10cm 横:10cm -
カード入れ付きコンパクトなミニ財布
-
- こちらのミニ財布は、より小さく、でもカード等しっかり収納できる形を追及して製作しました。
-
- お札を2つ折りにして、カードポケットは3段。小銭入れもたくさん入るよう大きめにしています。
小さなバッグでも邪魔にならない、とてもコンパクトなサイズ感になっています。 -
- 色展開:ブラック・ブラウン・グレー・カーキ・ネイビー・マスタード・レッド・メタリックシルバー・メタリックサクラ
サイズ:縦:8.7cm 横:11.2cm 厚さ:1.5cm -
薄型サコッシュとのセット
- スクエア型財布、ミニ財布にそれぞれピッタリな薄型サコッシュをセットにしました。
携帯と小さなお財布があれば十分。そんなミニマムなお出かけにピッタリなセットです。 -
-
-
-
- スクエア型財布と薄型サコッシュのセット
-
- ミニ財布と薄型サコッシュのセット
-
- 薄型サコッシュについて
色展開:メタリックシルバー・メタリックサクラ他、ブラック、グレー、ネイビー、レッド、マスタードが製作可能です(お財布の色を参照・*ブラウン・カーキは不可です)
お財布とミニポシェットのお色の組み合わせは自由です。
(例:お財布:ネイビーxミニポシェット:マスタード)
サイズ:縦:21cm / 横:18cm / 外ポケット:高さ18cm 横17.5cm(1か所) / マチ:なし
持ち手長さ:約73cm~134cm(調節可能)
持ち手幅:1cm
重さ:約80g -
このプロジェクトで知ってもらいたいこと
- 「バッグ」や「お財布」を買おう!と決めた時、デザインで選ぶとは思いますが、素材について詳しく知っていて選んでいますか?
-
素材の選択:良いところ・マイナスなところ
- 一般的なイメージとして、
・本革の良いところ:
「本革」という付加価値を感じる・丈夫、長持ちする・経年変化を楽しめる
・残念なところ:
重たい・水に弱い・高価
・合成皮革の良いところ:
軽い・安価・色バリエーションが豊富・多少の水濡れは大丈夫
・残念なところ:
耐久性に難あり・劣化が心配 - 本革や合成皮革にはこのように良いところ、残念なところがあるのですが、その良いところ取りをしたような素材に「人工皮革」というのがあります。
ん?合成皮革と何が違うの?初めて聞いたけど何それ? -
「人工皮革」という選択
-
-
合成皮革
- 合成皮革は、基布(素材の基礎となる部分・素材の裏側)が織物の生地となっていて、その基布に表側のプリント(革のようなシボ感や色を印刷したもの)を接着し、貼り付けたもの。
その構造のおかげで大量に作ることができ、安価に生産ができる。ただ、デメリットとしては、基布が生地で、接着しただけなので、強度の問題や劣化による表面の剝がれが起きてしまいます。 -
-
人工皮革
- 一方人工皮革は、基布がポリウレタンとナイロンの細かい繊維を圧縮して革のような構造になっていて、そのふわっとした基布に表面を接着しています。
そのため、強度や劣化に対してとても耐久性があり、軽く水濡れにも強い素材となっています。 -
- 私たちcocochikoboでは、この人工皮革を使用したバッグや小物雑貨を製作、販売しています。
人工皮革は、この構造からとても軽量で丈夫、水に濡れても安心の素材となっています。
日々の暮らしの中で使用するものとして、革でなくても良いけど合成皮革はちょっとね、という方に、また革が苦手な方におススメの商品です。 - 〇本革の良いところ、合成皮革の良いところ、そして人工皮革の良いところ、それぞれ理解してお買い物をすると、その商品に対してさらに愛着がわくかなと思います。
-
cocochikobo(ココチ工房)について
-
- 海と山と青い空。
一般的な神戸のイメージはこんな感じかと思いますが、私たちのcocochikobo(ココチ工房)は神戸の中心地から少し西に行った長田区にあります。
神戸の下町、長田区。
そんな長田区は、お好み焼き、韓国料理、焼き肉、インド料理・・・・等々おいしいものがいっぱいが食べられる町なのですが、もう1つの顔は「靴の町」。今はすっかりきれいな町になったのですが、一昔前は町を歩くと裁断の音、ミシンの音、靴の作業をする音、糊の匂い・・がした町です。
ゴム産業→ゴム靴→化学繊維とゴム底を使った靴→ケミカルシューズ=合成皮革の靴、といった具合に戦後栄えた街も1995年1月7日の阪神淡路大震災で町の多くが消失。靴の産業も多くの被害が出ました。その後、靴産業の活気は戻らず、下町らしい元気さがなくなった代わりに、きれいに整備された新しい町に変わりました。
私は当時東京で働いていたのですが、震災を機に親と兄が営む靴メーカーで共に働く事に。そこから時間をかけて兄と共にブランドを創り、百貨店催事への出店、直営店の立ち上げ、等々いろいろと奮闘しました。
そして、2015年に兄の会社から独立し、cocochikoboを設立。 -
- 独立した理由は、靴メーカーでの役割に一段落ができた事もあるのですが、百貨店やイベントで出会うお客様に、靴だけではなく、バッグや小物雑貨を通して「人工皮革」の良さを知って頂きたいという事、もっと身近な存在として繋がる事が出来ればと思った事です。
-
1つずつコツコツ・丁寧に
- 前職で知った事・感じた事。
それはモノづくりは単に商品を作るだけではないこと、また販売は単に売るだけではないこと。
これだけモノが溢れている時代に、私たちの商品を選んで頂けた事に感謝し、私たちの商品を通してお客様の日々の暮らしが心地いいものとなるように、そんな事を想いながら毎日コツコツと製作しています。 -
-
最後に
- 最後までご覧頂きありがとうございます。
一般的な販売ではなく、このようなクラウドファンディング型で支援を頂く機会は、皆様とより近い距離感で共有できるので、大変うれしく思います。
このプロジェクトを通して今後も皆様と繋がりのある活動をしていきたいと思います。
皆様から頂いた資金は、今回の製作費、また今後の新作開発費や製作費にさせて頂きたいと思います。
ご支援いただけましたら、とても嬉しく思います。
どうぞ宜しくお願い致します。