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★NEWS★ 活動のご報告
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2021.5.8 みんなでつくる新作『千網谷戸遺跡から出土した耳飾り』完成です!
- いよいよプロジェクトも残りあと1日となりました。
皆さまのあたたかいご支援に感謝いたします。
新作の『千網谷戸遺跡から出土した耳飾り』をモデルとしたピアスが完成しました!
[新着情報]又はこのページの最後をご覧ください。(2021.5.8) -
私たちの活動について
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- はじめまして。
縄文アクセサリー作家【Do_goods ドゥグーズ】と申します。
山梨県甲府市にある、社員4名のジュエリー・アクセサリーの企画製造会社です。
宝飾品の国内製造のシェア約6割を占める一大産地、甲府市では、実に多くの方がジュエリー産業に携わっています。自社工場で一貫した製造ラインを持つ会社も数多くありますが、確かな技術を持って独立して活躍する職人の存在を抜きに甲府の街を語ることはできません。各工程においてそれぞれ技術を極めた職人(マイスター)たちの活躍が、業界を支えています。
私たちは、宝飾の街『甲府』の強みをいかし、散在するマイスターの技術を集積して、その中からお客様のご要望に最も適した人選をし、作品をトータルプロデュースしています。
そんな小さな会社の新たなチャレンジについて、お伝えさせてください。 -
INDEX
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もくじ
- * 純銅縄文アクセサリー【Do_goods ドゥグーズ】について
* ジュエリー・アクセサリー制作のリアル -原型に見る手仕事の現場-
* 私たちのチャレンジ -純銅の鋳造-
* お客様の声
* みなさんにお届けしたいもの -リターンについて-
* みんなで創る、縄文アクセサリー -デザイン・アイディア募集-
* 終わりに -
純銅縄文アクセサリー【Do_goods ドゥグーズ】について
- ちょっと変わったことが大好きな私たち。ちょうど一年前にスタッフがぼそっと発した「土偶って可愛いよね」という一言をキッカケに、縄文をテーマにしたアクセサリーブランド【Do_goods ドゥグーズ)】を起ち上げました。土偶なのでドゥグーズ(ダジャレです)というネーミングですが、(Goods)グッズで楽しい(Do)コトする、をコンセプトにアクセサリーを身につけてお出掛けしたり、写真をSNSにアップしたり、オブジェを飾っておうち時間を楽しんだりしてもらいたいという願いが込められています。
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縄文ってどんな時代なの?
- およそ一万年間続いた縄文時代。稲作文化の到来とともに姿を消してしまった文化は、日本各地に散らばる遺跡や遺物からでしかその姿を想像することはできませんが、そこには多様なデザインと高い技術、豊かな精神性を見て取ることができます。縄文人たちは厳しい自然と対峙しながら助け合い、一万年もの長きにわたって命と技を紡いできました。
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- ものづくりに携わる者として、縄文を知れば知るほどデザインの美しさや技術のすばらしさに感銘を受け、ちいさなアクセサリーにできないかという思いに至りました。
しかし、ほとばしる情熱にまかせて縄文アクセサリーづくりを始めたものの、技術の壁が立ちはだかり納得のいく作品が完成するまでには紆余曲折の連続でした。 -
ジュエリー・アクセサリー制作のリアル
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原型に見る手仕事の現場
- 作品の根幹にかかわる原型制作について、お話をさせてください。
ジュエリー・アクセサリーの現場でもIT化が進み、現在では3D CADを使った原型制作が主流になってきています。数値に基づいた正確な設計とデータの蓄積により、CADのモデリングはますます進化し、効率化されています。 -
- けれども土器や土偶をアクセサリーとして再現するとなると、単に実物を3Dスキャンして小さくすれば良いというわけではありませんし、デジタルでは表現しきれない部分があります。デザインのエッセンスを抽出して、大きさのバランスを整える必要があり、立体的な造形は特にモニター上よりも実際に見て、触って仕上げていく工程が大事になってくるのです。そこで手作りのワックスモデリングを手掛ける職人に原型制作を依頼することにしました。
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- 手作り原型にこだわるのには他にも理由があります。それは作品に『命を吹き込む』という根幹にかかわる大切なことだから。縄文時代、土偶は祭祀に用いるために作られたと言われています。土器も単なる道具としてのモノではなく、命の輝き、尊さ、自然への崇敬が込められているのです。そういった精神性を大切にしたいと思い、造形には心を配りました。遺物を収蔵する博物館や自治体と連絡を取りながら、納得のいくまで何度もチェックと修正を重ね仕上げていきました。熟練した職人の技術と感性があってこそ実現できた原型です。
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私たちのチャレンジ
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純銅の鋳造
- ジュエリー・アクセサリーというと、一般的には金・銀・プラチナ、そして真鍮といった金属の合金を鋳造し磨き上げて作るのが通常です。ですが土器や土偶の質感を再現するためにこれらの金属はちょっとイメージが違う。純銅で鋳造してみてはどうか、ということで取引のある会社にお願いしました。
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- チャレンジしてみて分かったことなのですが、純銅は融点が高い上に温度管理が非常に難しく、機械を傷めてしまうリスクも伴うため、鋳造には不向きな素材なのです。熱がこもりすぎると膨張して鋳型の石膏を破壊しぼそぼその仕上がりに・・・。素材の仕入先を変えたり、工程を見直したりと何度も試行錯誤し、安定した品質で仕上がるまでにはとても苦労しました。前例がない中、仕事を引き受けてくださった工場には感謝の気持ちでいっぱいです。
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- 作品は土器・土偶の質感を再現するために純銅の鋳肌を活かした独特の仕上げをしています。やわらかい風合いが出るように、磨きすぎず絶妙な塩梅でひとつひとつ丁寧に仕上げていきます。愛情を込めて作った作品に命が吹き込まれ、作り手として幸せを感じる瞬間です。
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お客様の声
- 出来上がった作品は、収蔵する博物館や自治体に寄贈しています。アドバイスしてくださった学芸員の方々にクオリティの高さを褒めていただき、嬉しい限りです。ミュージアムショップにてお取り扱いいただいている作品もございますので、訪れた折にはどうぞ見つけてみてください。
Creemaでも常時販売をしています。お買上くださったお客様は作品を見て完成度の高さに驚かれる方が多いです。喜びの声をよせていただき、活動への大きな励みになっています。 -
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みなさんにお届けしたいもの
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リターンについて
- ご支援へのお礼は、Do_goods の縄文ラインナップから特に人気の高い遮光器土偶や、国宝の作品を中心にお届けいたします。今年世界遺産への登録が期待される『北海道・北東北の縄文遺跡群』作品も見どころです!
数量限定のお得な早割りスペシャルセットもございますので、この機会に是非ご覧ください。 -
- 豆土偶はピンバッジとネックレスがあり、普段使いしやすく男性・女性ともに人気のある作品です。全12種類のラインナップの中から、お気に入りの子をお迎えください。
(画像は一例です) -
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- また、根強い人気のSV925で制作した新作が今回のCreema SPRINGSでデビューします。いぶし銀の風合いがとてもいい感じです。どうぞお見逃しなく!
- 他にも子供から大人まで楽しんでいただける作品を厳選しています。ジュエリー原型師が作った型でリアルな土器・土偶のチョコやグミが作れるシリコンモールドもリターンに加えました。作り方のコツをお伝えする動画も公開していますので、お菓子作りが初めてでも安心してトライできます。
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みんなで創る、縄文アクセサリー
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デザイン・アイディア募集
- 今回ご支援してくださるみなさんに、お願いがあります。
あなたの欲しい縄文作品のアイディアをお寄せください。そして、一緒に創り上げていきましょう!
ご支援が20万円集まるごとに、みなさんのアイディアをもとにして新作をひとつ作ることをお約束します。まだ制作していない『あなたの推し縄文』や、例えば『スノーボードをする遮光器土偶』、『合掌土偶のお香立て』など、遊び心のある作品もあったら楽しいですね。リターンご購入の際にアイディアをお寄せいただければ嬉しいです。文章でも、オリジナルのイラストでも、参考画像でもOKです!いただいた案を取り入れて、デザインや機能性などをふまえカタチにしていきたいと思います。 - 進捗状況は逐次ご報告いたしますので、ものづくりの楽しさを分かち合いましょう!
新しい作品を作れることが、職人さんたちにとって何よりも励みになっていきます。この喜びをどうかみなさんと共有させてください。どうぞよろしくお願いいたします。 -
終わりに
- 最後までお読みくださりありがとうございます。
コロナ禍にあって、ジュエリー・アクセサリー業界を取り巻く環境は厳しさを増しています。それでも前を向いて、チャレンジを続けている職人さんたちが大勢います。このプロジェクトを通して素晴らしい技術やチャレンジ精神を持っている職人さんたちの活躍の場を増やしていきたいと思っています。 - 純銅の縄文アクセサリーというまったく新しいジャンルの作品を通して、縄文世界を楽しみながらご支援をいただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
私たちの挑戦はまだまだ続く・・・
- 純銅にはまだまだ可能性が秘められています。化学のチカラで美しく変化(へんげ)する純銅のお話は、後日また詳しくご報告したいと思います。どうぞお楽しみに!
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みんなでつくる新作 ★最新情報★
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- たくさんのアイディアをお寄せくださりありがとうございます。
どれも素晴らしくて、みんな作品にしていきたいのですが・・・
Do_goodsがアクセサリー作家なのにいまだに手をつけていなかった縄文のジャンルがありました。
それは、『耳飾り』
各地の遺跡から、優れた装飾の『耳飾り』が出土しています。何千年も昔の人たちが作ったとは思えないほどの美しさ。縄文人たちはお洒落を楽しむ心の豊かさがあったのですね!
さっそく原型師さんと相談してデザインを決め、制作に取り掛かっています。
これから改良を重ねて仕上げていきます。
ピアス・イヤリングだけでなく、ペンダントやブローチにしても可愛いですね◎ -
- いよいよプロジェクトも残りあと1日となりました。
皆さまのあたたかいご支援に感謝いたします。
新作の『千網谷戸遺跡から出土した耳飾り』をモデルとしたピアスが完成しました!
Creemaにて販売を始めましたので、こちらも是非ご覧ください。
https://www.creema.jp/item/11749519/detail
最後まで応援どうぞよろしくお願いいたします。