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天然革の魅力を伝えたい。野生の傷さえ楽しむジビエ鹿革のオンリーワンのプロダクト
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はじめに
- はじめまして、ジビエ鹿革専門ブランドの「ENISICA」(エニシカ )です。
私は、長く使って、深みが増し愛着の湧く革製品が大好きで、
2015年に地元でもある神戸・元町に工房「育てる革小物ma-sa」を立ち上げました。 そして、2020年より多くの方に天然革の魅力を広げていきたく、「ENISICA」(エニシカ )というジビエ鹿革専門ブランドを立ち上げました。 -
今回のプロジェクト
- 今回のクラウドファンディングでは、ハンドメイドサイトから立ち上がったCreema SPRINGSだからこそ伝えたい、『作家としての作る思い』と
ジビエ鹿革ブランド「ENISICA」のご紹介を通して、『本来の天然革の魅力』をお伝えできればと、クラウドファンディングに挑戦することに決めました。 -
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ジビエ鹿革「ENISICA」とは
- 「エニシカ」は日本各地で害獣として駆除されたジビエの鹿革を、命の副産物として再利用し、あなたの手に届ける神戸発の特別なバッグブランドです。
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日本の風土からの贈り物
- 現在では鹿は畑を荒らす害獣として年間60万頭が駆除され、そのほとんどが活かされないまま廃棄されています。
「エニシカ」は、この鹿たちの革を「日本の風土からの贈り物」として大切にとらえ、野生の傷や個体差のムラをあえて残すことで、革が本来持っている唯一無二の味わいを楽しむエシカルなバッグブランドとして立ち上がりました。 -
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傷も魅力に。革本来の味を引き出す「ENISICA」オリジナルの鹿革
- 現在一般に流通している革製品の多くは、塗装で傷を消し、できるだけ均一のクオリティに見えるように作られています。
でも本来、革とは、生きた証である傷や個体差によって現れるムラがあるもの。
「エニシカ」は、肌触りや生きた時間・環境による個性こそが、天然革の魅力だと考えています。 -
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日本の革どころ。兵庫県の害獣専門タンナーと作る柔らかくしっとりとした質感
- 害獣として駆除された日本鹿の皮は、作家の地元でもある兵庫県の害獣専門のタンナー(なめし工場)で環境にやさしく丁寧になめされていきます。
手間暇のかかる加工をあえて施し、通常の鹿革より柔らかくしっとりとした質感に。
染めで絶妙な色味のナチュラルな仕上がりで傷やムラを隠さず革本来の味を引き出す「ENISICA」オリジナルの鹿革を作っています。 -
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全製品撥水加工済み
- 本来、日本鹿の皮革は水を吸いやすいのですが、「エニシカ」の製品は全製品撥水加工済み。スプレーではなく、液材にしっかり漬け込んだ加工を施しているので、汚れもつきにくとれやすく、水にも強いのが特徴です。雨の日にも気を使わずご使用いただけます。
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日本の風土を映し出す「エニシカ」の6色(特許出願中)
- 色から広がる物語。生息地域の気候・風土を映し出すように、
姿かたちもさまざまに異なる日本鹿。
そんな鹿たちをはぐくむ土地のイメージを、6つの革色に託しました。 -
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続く命。あなたのバッグが生まれ変わるお仕立て直し(特許出願中)
- 鹿たちのからだの一部をいただくからには、革の寿命が尽きるまで愛情を込めてつき合いたいもの。「エニシカ」のバッグでは、鞄の用途として使わなくなった後も、別アイテムに仕立て直しが可能です。
かつての日本人が大切にしてきた「しまつ」の心、そのすがすがしさを現代の暮らしに。 -
- ▲仕立て直し可能なアイテムが記載されたリフォームカードを各製品に添付しています(リフォームカードのデザインは仮です)。
もちろん修理も受け付けています。「エニシカ」を、どうぞ末永くご愛用ください。 -
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天然革の魅力を詰め込んだ「ジビエ鹿革」を届けたい
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- 鹿革はとっても軽い。そして、柔らかくて優しい手触りなのに丈夫でタフで「気を使わなくていい」のがENISICAのジビエ鹿革のいいところ。「+撥水」で使い始めも気負わず、雨の日でも気にせず、思いっきりつかっていただけます。
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作品を作るときは、「いつもそばにある安心感」を目指して制作しています。
- 傷や繊維の癖まで、鹿革との一期一会の出会い。
これから共に歩んでいく時間を、ぜひお楽しみください。 -
最後に
- 天然革の魅力をジビエ鹿革ブランドのENISICAを通してお伝えしましたが、牛革も豚革も皮から革になっているということは、お肉は食されるよう捌かれているということです。
天然革は、いつでもお肉を優先に捌かれた命の副産物です。活かせば素晴らしい素材となりゴミになりません。
動物の命はいただきますが、野菜であってもその野菜を守るために現在の害獣駆除のような背景があり、食べることは命をいただいていることだと思います。命は全部繋がっているのかもしれません。
食べて、元気になるように、命の副産物である革を活かした作品が誰かの元気や癒しとなるような恩返しをして繋がっていけるよう今後も日々制作に励みたいと思います。 -
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資金の使い道
- 既存商品の制作費や新たな商品の研究開発費として。
今後も作家として活動を続けていくための方法を模索し、
非対面コミュケーションツールの研究開発費として。
ご支援いただいた資金は大切に使わせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。