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このプロジェクトについて
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- “本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアな世界をつくろう”をミッションに、日本最大のハンドメイドマーケットプレイス「Creema」を運営するクリーマ。クリエイターの活躍の場を生み出してきたクリーマは、 この混沌とした時代において、価値観の変容がおこる今だからこそ取り組める表現活動があると感じ、地域を舞台に「パブリックアート(公共芸術)」という手法を通して、未来を明るく照らすようなプロジェクトの実現を目指したいと考えました。
今回は三井不動産様の協力のもと、北海道の三井アウトレットパーク 札幌北広島、東京のアーバンドック ららぽーと豊洲、滋賀の三井アウトレットパーク 滋賀竜王にパブリックアートを描きます。 -
なぜ今、このプロジェクトの実現を目指すのか
- こんにちは。クリーマの高島です。
クリーマにて本プロジェクトも掲載するクリエイターの創造的な活動を応援することに特化したクラウドファンディングサービス「Creema SPRINGS」を6月に立ち上げ、責任者をしております。
本当にたくさんの方々のご協力のもと立ち上げることができた、このパブリックアートのプロジェクトに込める想いや背景について、私からお伝えしたいと思います。 -
クリエイターと共に歩んできたクリーマ
- クリーマは創業以来、クリエイターと共に歩んできました。
ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」や、毎年東京ビッグサイトで行われるクリエイターの祭典・「ハンドメイドインジャパンフェス」、また最近では本プロジェクトも掲載されるクリエイターの応援に特化したクラウドファンディングサービス「Creema SPRINGS」など、クリエイターの力を信じ、クリエイターの活躍の場を拡げるための事業を10年に渡り展開してきました。 -
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不安定で混沌とした時代に、私たちができること
- 2020年、突然降ってわいたような新型コロナウイルスの脅威がわずか数ヶ月の間に世界を席巻し、暮らしや経済に大打撃を与えています。人々の生活は大きく変わり、新しい日常がはじまりました。
そんな中で私たちに何ができるのか……社内で毎日議論を繰り返す中で生まれたのが、この混沌とした時代に「パブリックアート(公共芸術)」という手法で、未来を明るく照らすプロジェクトを実現できないだろうか?という案でした。
もともと「Creema SPRINGS」を立ち上げた背景には、『クリエイターが技術、才能、クリエイティビティを最大限に発揮することができて、支援者はそれを一緒に体感できる。みんなで自由な創造を楽しめたら、どんなに素敵だろう。』そんな思いがありました。「Creema SPRINGS」でクリエイターの方々がプロジェクトを実現することで、何か楽しくて心が豊かになることが生まれ、それによって世の中にほんのすこしでも良い影響をもたらせたら。
今回のプロジェクトはまさに、それを体現できる企画だと思っています。 -
多くの方々に見てもらえる場所でパブリックアートをつくりたい
- クリエイターの力で世の中を照らすようなパブリックアートをつくりたい。それをどこで行うかを考えたときに、多くの人たちに見てもらえる場所を舞台にアーティストの皆さまに思う存分の力を振ってもらいたいと考えました。
このような想いを三井不動産さんに相談させていただいたところ、全面的に協力いただき、家族や友人とみんなで集うショッピングセンターの壁面をご提供いただきました。今回の制作の舞台となるのは、北海道「三井アウトレットパーク 札幌北広島」、東京都「アーバンドック ららぽーと豊洲」、滋賀県「三井アウトレットパーク 滋賀竜王」です。 -
地域の方々から愛されるショッピングセンターが舞台に
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北海道:三井アウトレットパーク 札幌北広島
- 札幌市と新千歳空港の間に広がる、北広島市。北海道ならではの豊かな大自然と美味しい食を楽しむことができます。そこに住まうみんなが集う「三井アウトレットパーク 札幌北広島」のクローバーモール壁面がキャンバスとなります。
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東京都:アーバンドック ららぽーと豊洲
- 再開発や築地市場移転など、注目のスポットとなっている東京都江東区の豊洲。地域の人々はもちろん、観光地として多くの人が訪れる「アーバンドック ららぽーと豊洲」の壁面がキャンバスとなります。
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滋賀県:三井アウトレットパーク 滋賀竜王
- 古い歴史と田園文化、美味しい食べ物に彩られた、滋賀県の竜王町。地元で愛される「三井アウトレットパーク 滋賀竜王」の壁面がキャンバスとなります。
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三井不動産株式会社様からのメッセージ
- 今回のコロナウイルスにより、全国各地で約2か月間の商業施設の休館が余儀なくされました。この度は、北広島・沼津・豊洲と、当社が開発・運営する3つの商業施設を活用していただきますが、この3施設のみならず、全国各地の商業施設が、今回のコロナを経て、今後、物質的な豊かさのみならず、精神的な豊かさも提供し続けられる場である為に、また、今一度場の価値を問い直す為に、今回のパブリックアートプロジェクトが実現できることを願っております。
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アーティスト紹介
- 今回、ENLIGHT2021の制作アーティストとして120名の方が応募いただきました。その中から、厳正な審査を経て選定された今回の商業施設でパブリックアートをつくる8人のアーティストを紹介いたします。
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北海道(北広島市):三井アウトレットパーク 札幌北広島 クローバーモール1階通路壁面
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- 栃木県出身、東京都在住。上智大学 史学科卒業後、会社員を経てアーティストとしての活動を開始。「世界を もっと ワクワク」をテーマに、猫や妖怪、自然をモチーフとして色鮮やかな絵を描く。メーカーとコラボした文具・傘・アパレルなどが全国発売中。2014年 TSUTAYA「NEXT BREAK CREATORS PROJECT」選出。2018年 UNKNOWN ASIA「Moxy Osaka Honmachi賞」「横山孝文(毎日放送)賞」受賞。
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- 1977年大阪府生まれ‐京都市立芸大油画専攻‐海外修業‐現在、高知県の山奥で自然に囲まれ、絵画・陶芸・イラストを中心に創作活動中。 自然とアートのあるライフスタイルの中から生まれる、見る人を元気にする自由で色彩豊かな作品を創作。
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- インターナショナル・スクールに通いながら、幼少の頃より絵を描き始める。19歳の頃、漫画家・松本零士氏に師事。後にイラストレーターとして独立。ニューズウイーク、週刊ダイヤモンド、フォーブス、ジャパンタイムズなどの表紙イラストや、挿絵、絵本などで活躍中。
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東京都(江東区 豊洲):アーバンドック ららぽーと豊洲 SOUTH PORT 3F通路壁面
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- 大阪府堺市生まれ、大阪芸術大学美術学科油画コース卒。米国Maryland Institute College of Art (MICA)に一年間交換留学。2018年メキシコを旅する中でメキシコシティのレストランで壁画を描かせていただく機会に恵まれ、創作の新たなテーマを得る。現在は東京を拠点に画家活動中。展示会、ライブペインティング、子どもたちとお絵描きワークショップ、アクセサリー制作など多岐に渡り活動。
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- 東京生まれ。 武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後、いくつかの企業のデザイナーを経て、本来の夢であったアーティストとして独立。 ”ものづくり”のベースは、自分を自由にし、生きていることで得ている情報から出る、形や色・動きを感情・感覚を使い、方法や在り方、完成図を決めずに表現する。自身の絵やコラージュを用いて、ディレクションから全てを行うポスターデザイン等も製作する。
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滋賀県(蒲生郡竜王町):三井アウトレットパーク 滋賀竜王 壁面
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- 1986年岐阜県生まれ。プロダクトデザイナーとしてメーカー勤務ののち、オーストラリア生活を経て自然物の美しさに心惹かれ、画家へ転身。現在は生き物の「気配」をいかに表現するかが主題に活動。
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- 「アートをもっと、気軽に」をコンセプトに、独自の世界観で幻想的な風景画を描きます。
さいたま市で絵を描く画家、スプレーアート作家。東京 井の頭公園 公認アートキャスト。オーストラリア メルボルン市バスキング・ペインター。週末アートマーケット「画家の小道」会長。2019年6月、たぶろう展入選会友推挙(国立新美術館)。2019年9月、純展入選(東京都美術館)。自分が住む地域から、もっと気軽に絵を飾る文化を広めるべく活動中。 -
- 1987年東京都出身、石川県在住。世界を無一文でバックパッカーで渡り歩きながらギャングに拉致され友人が撃たれ、コモドオオトカゲと生活し、シャバに出たと思ったら爆破に巻き込まれて帰国後に素潜り漁と狩猟をしながら生活する、自然と社会の繋がりを体感し体現する現代美術作家。
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リターン紹介
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地域のパブリックアートがあなたのものに!ENLIGHT2021記念グッズ
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- 地域に作られるパブリックアートをグッズにしてお届け!参加アーティストによって実際に描かれた作品を地域ごと1つのデザインに落とし込みます。グッズの種類は、トートバッグ・Tシャツ・キャンバスアートの3種類。Tシャツはアーティストごとデザインが選択可能!デザインは届くまでのお楽しみです。
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地域ごとのプロジェクトアーティストによる、今回限りの特別なリターン
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- パブリックアートを描く各地域のアーティストたちが、今回のプロジェクトのために特別なリターンをご用意しました。
アーティストによってリターン内容が全く異なっているので、ほか地域のプロジェクトリターンもぜひご覧下さい! -
クリエイター向け特別リターン!特集掲載「未来を明るく照らす」をテーマに作品制作
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- パブリックアートを作成いただくクリエイターさまだけでなく、もっとたくさんのクリエイターさまと一緒に「ENLIGHT2021」を盛り上げたい!そんな思いから、このリターンが生まれました。「ENLIGHT2021」の想いである「未来を明るく照らす」をテーマに、みなさんもアート作品を制作してみませんか。今回購入いただいた素材を元に、作品を制作・Creemaに出品いただければ、必ずCreemaの特集に掲載いたします。
⬇︎こちらが作品例です!ご自身もクラウドファンディングに挑戦している3名のクリエイターさまにご協力いただきました! -
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スケジュールについて
- 2020年12月からプロジェクトを掲載し、支援を募集いたします。目標金額達成の場合、2021年2月から4月までに、3か所にパブリックアートを制作いたします。
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最後に
- 最後までお読みいただきありがとうございます。
新型コロナウイルス や災害により、現在も影響を受け、様々な問題に直面している方がいらっしゃると思います。そんな中、それらの問題解決に直結する訳ではない今回のパブリックアートプロジェクトに違和感を覚える方もいるかもしれません。
私たちは、長期的な影響が予想される今だからこそ、目の前の課題解決ではなく、アートという大きな力で、これから先の世の中がみんなにとって少しでもポジティブなものになることを願い、クリエイティブな活動をする全ての皆さまへの敬意を込めて、「ENLIGHT2021」を進めていきます。
このプロジェクトは、私たちにとって大きな挑戦です。日々クリエイターの皆さんと関わっている中で感じてきたこと、そして今改めて思う「アートには大きな力がある」ということ。クリーマとアーティストの皆さんと、このプロジェクトに共感してくださる全国の皆さんで一緒に形にできたら、と思っています。
みなさまのご協力・ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。