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はじめに
- はじめまして。
革の工作所(kawa no kousakusyo)と申します。
私が革製品つくりをはじめて早10年が過ぎました。
その間、革の工作所の作品を気に入ってくださった方に様々な製品をお届けしてきました。
そんな革製品つくりの過程ででてくる余り革。
他の革小物にも使えないようなサイズになってしまった使い道のない ”ちいさな革”。
何も考えなければ、何もしなければ、
そのまま陽の目を浴びることのない”ちいさな革”に
”どうすればいいんだろうか” と、ふと考えてみました。
地球環境のこと、自然環境のこと、動物たちのこと、革に関わっている人たちのこと
私にできることは何だろうか?
素材の大切さに注目し、共感してくれる人たちに向けて
私が時間をかけてでも、
”ちいさな革”から生まれる新たな付加価値に期待して
今回のプロジェクト挑戦に至りました。 -
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革の工作所とは
- Shop Concept『手に触れるものこそ温かみのある製品を』
使用する素材にこだわり、
太糸ステッチは『一針一針』丁寧に、
一品ずつハンドメイドで革作品を製作しております。
シンプルだけど温かみのある、
そしてほっこり心温まるような作品つくりを心がけております。 -
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どんなレザーを使用しているのか
- 植物(ベジタブル)の渋(しぶ)に含まれる”タンニン”を使って
鞣(なめ)された「ヌメ革」を使っているので、
手触りは滑らかでしっとり、温かみが感じられます。
また、ほどよいオイルを染み込ませたオイルタンニンレザーとなっているので、
ヌメ革独特のエイジング(経年変化による味)をお楽しみいただけます。
天然の素材(革)を使用しているため、
人間の皮膚と同様に様々な傷(マーク)があるのも特徴です。
革特有の自然傷(生きシワ、血筋、治り傷 等)が
あるのも特徴です。
(例)
生きシワ・・・皮膚の伸びやすい部分にみられるシワ (首などにみられる)
血筋・・・皮膚の下の血管が浮いてできたあと
治り傷・・・ケガをしたあとにカサブタが治ったあと -
一針一針の技術や大変な部分
- 「ミシン」をつかって大量生産する製品とは異なり、
”菱目打ち”と呼ばれる革製品つくり専用の工具を使い
全体のバランスを見ながら革に穴をあけていきます。
縫い上げていく糸は
ホツレ防止&強度アップのために”蝋(ロウ)”を塗り込んだ麻糸を使用しています。
一穴一穴を程よい強さで手縫いで縫い上げていくことで
温かみのある製品へと変えていきます。 -
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リワードについて
- ”ちいさな革”から新たな価値をアップサイクルするために
3つのテーマを組み合わせてみました。
「ちいさな革」×「small」 ちいさな革からとれる パーツを使った作品
「ちいさな革」×「mix」 ちいさな革からとれる 色々な色のパーツを使った作品
「ちいさな革」×「mosaic」 ちいさな革からとれる 丸く抜いたパーツを貼り合わせた作品 -
『ちいさな革』 × 『small』 -
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『ちいさな革』 × 『mix』 -
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『ちいさな革』 × 『mosaic』 -
- 3テーマと組み合わせることで
捨てられてしまう ”ちいさな革” に新たな付加価値を見出すことができたと思います。 -
おわりに
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- 最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございます。
今回のクラウドファンディングを通じて、
ここでしか巡り合えない作品を新たに生み出すことができました。
そしてその作品に共感していただいた方には本当に感謝しています。
ありがとうございます。
今回のプロジェクトを通じて
少しでも地球環境・自然環境に貢献できたと思えると大変うれしく思います。
革の工作所 -
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