-
ごあいさつ
- はじめまして、きとぷらすの矢野です。この度は私のプロジェクトに興味を持ってくださり、ありがとうございます。
-
- きとぷらすは、今まで「森の枕」や「森のサシェ」など、日常で木を感じられることを大切にしたプロダクト作りをしてきました。
このようなプロダクト作りには、「日本の森を守りたい」という強い想いが込もっています。今回のプロジェクトでは、その想いをよりみなさまに伝えるため、そして一緒に感じてもらうために、『一本で繋がるプロダクト』として、一本の木を丸ごと購入してプロダクト作りをやることにしました。
今までの作品作りでは、すでに加工された木材を使用してきたため、私にとってこのプロジェクトは大きな挑戦です。
このプロジェクトをすることで、たくさんの方に木を使う喜びや、それによってこの日本の森を守っていくことの喜びを感じていただければと思っております。
プロジェクトの詳細やプロジェクトの想いを書きましたので、続きも見ていただけると嬉しいです。 -
プロジェクトへの想い
-
きとぷらすの想い
- きとぷらすでは、『日本の木の文化を次世代につなげていくことで、森の循環を作る』という想いを描きながら、日常の生活の中で木を身近に感じられるような「木のデザイン」に取り組んできました。
日本はとても豊かな森林国家であり、木に関わる文化を継承しながら、 森で育った木を使い、家を建てたり、ものを作ったりしてきました。しかし、近年ではマンション(RC造)が多く建てられ、 ものづくりはコスト重視により、より安価なものへと移り、いつしか日本の森、そして木は、私たちから縁遠い存在になってしまいました。
「植える → 育てる → 伐る」そういった森林の健全な循環を保つためには、 出来るだけ多くの人々に、日本の森の木材を活用してもらうことが大切と考え、このようなプロダクトづくりをはじめました。
そして「使い手」の皆様が木を身近に感じることで、木を取り扱う多くの「作り手」の作品が広く行き渡ることを願ってクリエイター活動を行っています。 -
-
-
日本の現状
- 具体的に、日本の森の現状をお話します。
皆さんもご存知の通り、地球環境が大きく変化をしており、自然災害が毎年のように起こるようになっています。地球温暖化が言われるようになり、地球温暖化の原因の 1 つに「二酸化炭素」が挙げられます。この「二酸化炭素」を減少させるのに必要なのが「森」です。
日本はこの「森」が国土の 67%を占め、世界的に見ても森林国家と言えます。しかしながら、日本の「森」は荒れ始め、森の整備が急務になっています。とはいえ、私たち作り手や使い手(消費者)が森の整備にどう関わっていいのか分からないのが現状です。 -
-
私たちのできること
- 私たち(作り手そして使い手)ができることは何か。それが、もっと「森」や「森の整備」に関心を持つ機会をつくることです。今回参加するクラウドファンディングでは、「森の整備」に焦点を当て、クラウドファンディングにより集まった資金を「森の整備」に直接落ちる仕組みづくりを考えました。
「森の木を直接買い、伐って製材して、プロダクトを作る」そんな循環型のプロジェクトです。私たちが行える森林整備の支援活動はわずかなものです。しかし、誰かがやらなければ「森」はますます荒廃していきます。今回のプロジェクトに参加することで、日本の森そして日本の木について少しでも想いを寄せて欲しいと願っております。 -
-
プロジェクトについて
-
木を購入する場所
- 今回のクラウドファンディングでは、徳島県の神山町の森をフィールドとします。この徳島県神山町は中山間地域の人口 6000 人足らずの過疎化が進んだ町でした。しかし、特定非営利活動法人『グリーンバレー』の先導により空き家となった古民家を改修し、ベンチャー企業のサテライトオフィスが集まるようになった地域として、そして移住者が暮らしやすい環境づくりなど、地方創生の成功事例として注目されている地域でもあります。
そんな素敵な神山町の森の環境はどんどん悪化しています。
クラウドファンディングで集まった資金で、神山町の森の木を直接買うことで、森の所有者である林業家に資金が落ちます。そして神山町で伐った木を運び、製材し、プロダクトを作ります。 -
-
資金の使い道
-
間伐のために木を丸1本購入します
-
- 徳島県神山町の森を持っている林業家金泉さんから直接木を買い付け、木を伐ることで「森林整備」に資金が使われることになります。「森の整備」で重要な 1 つが「間伐」です。
これは森の木がしっかり成長するために木を間引きすることによって、空間が広くなり日光が入り、木が健全に成長することがで出来ます。この間引きして木を伐ることを「間伐」といいます。健全な森を育てるのにとても重要な役割があります。 -
- 今回のクラウドファンディングでは森の木を直接買い、伐ることで「間伐」の役割を担います。この伐られた木の需要があればどんどん間伐は行われ、健全な森に育ちますが、現在は木の需要が少ないことから間伐が行われず、結果、森が荒れ始めているのが現状です。
クラウドファンディングで集まった資金で、森の中に生えている木を直接買い付け、その木を伐って、森から運んで製材します。 -
- そして木を乾燥させプロダクトを作り、支援して頂いた皆様へプロダクトをお送りさせて頂きます。
-
ご協力いただく林業家・工房さま
- クラウドファンディングに協力をして頂くのが林業家の金泉さんです。
-
- 金泉さんは神山町の出身。2 代目として製材所を経営しながら、ご自身も林業家として山に入り、神山の木と向き合っている方です。
そして製材された木を使ってプロダクトを作って頂く工房は、徳島県阿波市でひのきのナチュラルな自然素材にこだわり家具・小物を製作しているエンジェルズダストの代表宗本章子さんにお願いをしました。
エンジェルズダストは女性が中心となって働いている工房で、今回のプロジェクトでぜひ組みたいと思っていた工房です。 -
-
-
- クラウドファンディングによって集まった資金で、森の担い手(林業家)である金泉さんのところからヒノキを購入いたしました。
9月上旬に木を伐り、運びだし、現在は製材し乾燥させています。
森の木は水分を豊富に含んでおり、ヒノキの場合は、木材自体の約1.5倍の水分を含んでいます。
一般に「乾燥材」とされる基準は、含水率20%とされています。
乾燥には、天然乾燥と人工乾燥の二通りの方法があります。
天然乾燥は、屋外に板を桟積みして置いておき、自然と水分が抜けるのを待つ方法です。
人工乾燥は、木材乾燥機などを使用して環境をコントロールして木材の水分を抜く乾燥方法です。
今回のプロジェクトは、天然乾燥と人工乾燥を組み合わせて木材を乾燥させています。
今年は例年になく9月の天候が不順でしたので、木の伐採、運搬、そして乾燥に少し時間がかかっております。
10月中旬ころから、順次、プロダクトの製作に入ります。
10月下旬より、出来上がったものから順次発送をさせて頂きます。
発送まで今しばらくお待ち下さい。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
リターン
- 一人でも多くの人に参加をして頂き、少しでも森の大切さを共有することで、森を守る仲間になっていただければ嬉しいと思っています。そして 1 本の木(ヒノキ)でつながるプロダクト自体もぜひ楽しんで頂ければ幸いです。
一人でも多くの人に参加をして頂き、少しでも森の大切さを共有することで、森を守る仲間になっていただければ嬉しいと思っています。そして 1 本の木(ヒノキ)でつながるプロダクト自体もぜひ楽しんで頂ければ幸いです。
皆様からの集まった費用で神山町の森のヒノキを購入します。
森から木(ヒノキ)を伐って木を運びます。
そして、運んだ木を製材し、その製材した木を乾燥させます。
天然乾燥を行うため2ヵ月程度お時間を頂きます。
その後、プロダクトの製作に入るため、リターンは10月下旬頃からになります。 -
全てに共通するリターン
-
- 支援してくださった全ての方に、このプロジェクトへの参加の記念をつけさせていただこうと思っています。
このプロジェクトのフィールドとなっている徳島県神山町の森の木の輪切りを記念品として参加して頂いた全ての方にお送りをします。
小さな輪切りですが、しっかりと木の香りが出ます。
神山町の森の香りを楽しんで頂きます。
このプロジェクトに参加した証として、みなさまに大切にしていただけたら嬉しく思います。 -
森のサシェ
-
- 森のサシェでミニ森林浴!!森の中の空気はとてもさわやかで、すがすがしく、最近では健康のために森林浴をされる方も多くなりました。森の中でしばらく歩いていると木々の緑の香りに気がつきます。この森林浴効果をもたらす香りの正体がフィトンチッドです。
この「森のサシェ(香り袋)」にはフィトンチッドが沢山詰まっています。サシェを顔に近づけることで、ミニ森林浴になります。この「森のサシェ」は、小さくて、かわいい優れもの。デザインはこのプロジェクトの限定です。 -
森のサシェ S ペア
-
- ホワイトとダークネービーのペアの森のサシェです。
サシェの中身は神山町のヒノキがたっぷり!!
この「森のサシェ(香り袋)」にはフィトンチッドが沢山詰まっています。
サシェを顔に近づけることで、ミニ森林浴になります。
この「森のサシェ」は、小さくて、かわいい優れもの!
ヒノキの香りは、清々しく懐かしいようなアンダートーンで落ち着いた香りです
ヒノキには、さわやかな木の香りによって、まるで森林浴をしている様なリラックス効果とリフレッシュ効果があります。
気持ちを落ち着かせて、ゆっくりと前向きにしてくれます。
ペアなので家用と持ち運び用と分けることが出来ます。 -
ミニトートバック+森のサシェ
-
- しっかりした生地のきとぷらすオリジナルのミニトートバックです。
森のサシェの持ち運びが可能なミニトートバック。
森のサシェのデザインはもちろんこのプロジェクト限定です。
ミニトートバックはスマホやお財布が入るかわいいミニサイズ。(横25cm×縦20cm×マチ8cm)。ちょっとしたお出かけやワンちゃんのお散歩、ランチトートとしても使えます。 -
hinoki wood chip -ヒノキの香り-
-
-
-
-
- この「hinoki wood chip」からは木の香り=フィットンチッドが沢山出ています。
そして、ヒノキの香りは、ストレスをやわらげます
「hinoki wood chip」は3つの効果が期待されます
①癒し効果
②加湿効果
③空気の清浄効果
缶に入っているので、オフィスのデスクの上に置くことも可能です。
木の蓋もついているので香りの出し入れが自由にできます。 -
木製シェルフ 飾り棚
-
- ひのきの無垢板で手作りした無塗装白木がとってもナチュラルな木製ナチュラルシェルフです。
節があったりもしますが、木の風合い、ナチュラルな雰囲気が素敵です。
どんなお部屋のも良く馴染むナチュラルシェルフは収納・整理にもとても便利です。
ひのきの風合いをぜひお試しください -
木製コーヒーフィルターケース
-
- ひのきの無垢材で手作りしたシンプルなコーヒーフィルター入れです。
コーヒーペーパーの形にそったシンプルなデザインで場所もとりません。
意外と置き場所のないコーヒーペーパーを収納するのにぴったりです。
右側にはカーブをつけてペーパーが取り出しやすくしています。
木製ならではの味のあるコーヒーフィルターケースです -
ミニキッチンボード
-
- ヒノキからつくるミニキッチンボードです。木の良さを感じるキッチンボード(まな板)で、キッチンをおしゃれに飾ってくれます。
ヒノキ無垢材ならではの美しい木目が食材を引き立ててくれます。 -
森のうたたね枕 -べんがら染め-
-
-
- 「うたたね枕」は、15㎝×22cmと小さく携帯性に優れています。
紐の締め具合で自由自在に高さ調整できる枕です。
バックの中にも簡単に入ってしまう大きさで、オフィスや旅行で活躍します。また、今お使いの枕の上に置くことで、寝ながらの森林浴が可能になります。「うたたね枕」のサイズは小さくても、枕の中にはたくさんの木のチップが入っているので、フィトンチッドが沢山出ています。木の香りが気持ちをリラックスさせ、緊張感を和らげてくれます。オフィスでの「ちょい寝」にぴったりです。
また、「うたたね枕」の生地は、島根県松江市でオリジナル創作している工房「たにや」の三代健太郎さんにお願いをして作成しています。
「手づくり」にこだわりを持ち一枚一枚丁寧に職人が作っています。大量生産できない手作りの枕です。
自然の恵み「天然水」と大地の恵み「べんがら泥」により手染めによって制作をしています。「べんがら泥」は人に無害な天然染料です。手染めでしか味わえない色合いに仕上がっています -
森のクッション ロング
-
-
- 従来のクッションより横長のクッションです。
デザインはオリジナルです。
リビングに置くと、ついつい枕の代わりに使ってしまいます。
とてもおしゃれなクッションです。
森のクッションには、今回クラウドファンディングによって買いつける神山町のヒノキが中材として沢山詰まっています。
この森のクッションをリビングなどに置くことで、木の香りが楽しめ、 気持ちがほっと落ちつく環境をつくってくれます。
ヒノキの香りは、清々しく懐かしいようなアンダートーンで落ち着いた香りです。そして、さわやかな木の香りによって、まるで森林浴をしている様なリラックス効果とリフレッシュ効果があります。
気持ちを落ち着かせて、ゆっくりと前向きにしてくれます。
コットンリネン(麻×綿)のクッションカバーです。 -
キッチンボード+プチボード
-
- ヒノキからつくるキッチンボードです。さらに小さな四角いプチボードも付きます。
木(ヒノキ)の良さを感じるキッチンボード(まな板)で、あなたのキッチンをおしゃれに飾ってくれます。
ヒノキ無垢材ならではの美しい木目がきれいなキッチンボードです -
-
【お家のネコちゃん・ワンちゃんの形を選べる】ペーパーホルダー
-
- ヒノキからつくるロールペーパーホルダーです。ロールペーパー(トイレットペーパー)を卓上などでお使頂けるロールペーパーホルダーです。ネコのシルエットを載せていますが、犬種・猫種はお好きなシルエットからお選び頂けます。ご購入後シルエットのリストをお送りさせて頂きます。お好きなシルエットをお選び下さい。
飼っているワンちゃんネコちゃんの種類が載っていない場合はご相談に応じさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。 -
森のクッション
-
-
-
-
-
-
- 今回のプロジェクト用のデザインを中心とした「きとぷらす」のオリジナルのクッションです。
森のクッションには、今回クラウドファンディングによって買いつける神山町のヒノキが中材として沢山詰まっています。
この森のクッションをリビングなどに置くことで、木の香りが楽しめ、 気持ちがほっと落ちつく環境をつくってくれます。
ヒノキの香りは、清々しく懐かしいようなアンダートーンで落ち着いた香りです。そして、さわやかな木の香りによって、まるで森林浴をしている様なリラックス効果とリフレッシュ効果があります。
気持ちを落ち着かせて、ゆっくりと前向きにしてくれます。
コットンリネン(麻×綿)のクッションカバーです。 -
ウォールハンガー
-
-
-
- ヒノキからつくるウォールハンガーです。壁に取り付けることで、ハンガーかけになります。ヒノキが倒れフックの役割にを担います。
横の長さ約50cm、5フック(Fix)です。
フックを使用しない時はお部屋のインテリアになります。 -
チェッカーガラスの木製横型キャビネット
-
-
- キッチンに見せる収納でおうちカフェ気分たっぷりの、チェッカーガラスを使った横型キャビネットです。
背板にないタイプなので裏面からも出し入れができます。
キッチンカウンター上のごちゃつきをスッキリおしゃれに片づけられます。
気分に合わせてオシャレに雑貨を飾ってみてください。
チェッカーガラスからクリアな「透明ガラス」、優しい乳白色の「すりガラス」への変更が可能です。 -
最後に
- ここまでお読み頂きありがとうございます。
今回、Creema さんにこのクラウドファンディングのお話を頂き、森の担い手(林業家)と作り手(クリエイター)と使い手(消費者)をつないで森の整備に携わることが出来ないかを考えてみました。今回のプロジェクトは、私ども「きとぷらす」が日ごろ思って活動している木の需要が高まれば、その資金は森へ還元され、森の整備につながり、循環する仕組みを作りたいという願いにつながるものだと思っています。
クラウドファンディングによって集まった資金を、森から木を直接買うことで林業家に資金が落ち、森の整備の一部に役立っていることを、クラウドファンディングに参加して頂いた方に感じて頂くプロジェクトになっています。
そして、私たち作り手(クリエイター)は、森の整備によって伐られた木をプロダクトにしてお返しすることで、森の魅力、木の素晴らしさを少しでも感じて頂きたいと思っています。クラウドファンディングならではのプロジェクト、多くの方に参加して頂ければ幸いです。 -