- 【発送時期についてのお知らせ】2021/9/28
本当にたくさんの図鑑のご予約、ありがとうございます。
当初40ページほどを予定していた空想街図鑑ですが、なんと3倍の120ページほどに増やすことができそうです!
これもみなさんが応援してくださったおかげです。本当にありがとうございます!
そこでお知らせなのですが、制作時間に予定より多くの時間がかかってしまい、図鑑の発売日が遅れてしまいます。
当初8月中旬から9月初旬に発送と予定していましたが、大幅に遅れて年内中の完成となってしまいそうです。
楽しみにお待ちいただいているところ大変申し訳ありません。
その分、みなさまによりわくわく楽しんでいただける図鑑になる様に全力で制作に取り組みます!
しばらくお待ちくださいませ。
※7/31付けでお知らせメールをお送りさせていただいています。アドレス変更や迷惑メール設定などでお届きでない場合はお手数ですがご確認をお願いいたします。届いていない場合はこちらのアドレスkuusoogai.c@gmail.comにご連絡いただけると幸いです。(お知らせや図鑑発送の際にご連絡させていただきます) -
はじめに
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- こんにちは、空想街雑貨店の西村姉妹です。
私たちは姉が空想の街の絵を描き、妹が雑貨をデザインして、Creemaなどのネットショップや実店舗で販売しています。
今回、もっと皆さんに空想の街を楽しんでもらうため10年前から構想していた空想の街の図鑑の制作を始めました。 -
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空想街図鑑とは
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- 「絵本はないの?」
「空想の街の詳しい物語が知りたいな」
「もっと大きなサイズで街の絵を見たい」
最近こんなお声をよくお聞きするようになりました。
空想街雑貨店の店長&画家の西村典子が今まで描き貯めた空想の街。
それをみなさんにより詳しく楽しんでもらう、大人もワクワクできる図鑑を作ります。 -
- 「空飛ぶ魚の街」や「月の文明」、「キノコの街」など今まで描いてきた様々な街が大きく一面に。
次のページにはその街の物語や見所などを紹介します。
「空飛ぶ魚の街」を例にすると空飛ぶ魚伝説や歴史、乗り物の説明や街の特産品、通貨など。
より想像を膨らまし、皆さんを夢の旅へいざなう、空想街のガイドブックのような本です。 -
- 全面カラーで40ページ以上、15個以上の街を紹介する予定です。
〜掲載が決定している空想街〜
「空飛ぶ魚の街」
「月の文明」
「画材の王国」
「緑の文明」
「風の文明」
「星の文明」
「海月とアクアマリンの楽園」
「屋根裏部屋のネズミの王国」
他にもご要望が多い街があったら載せたいと思っていますので、ぜひご意見、コメントお待ちしております。
皆さんと一緒によりワクワクする本を作っていきたいと思っています。 -
空想の街の雑貨
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- 「物語をてのひらに・・・」
をコンセプトに私たちは、いつも持ち歩いてワクワクできる、空想の街の雑貨を作っています。
大人も持ち歩けるファンタジー雑貨を目指しています。 -
- 空想街雑貨店では「風の文明」のポーチや「空飛ぶ魚の街」のスマホケース、小さな街を自分で作れる3次元キットなど「空想の街」をテーマに様々な作品を生み出します。
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- こんな街があったらいいな、こんな世界に行きたいなという思いから空想街は生み出されます。
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- 描きたい絵が決まったら構図を考え、下絵を描いていきます。
色彩計画、下絵に色鉛筆で色も考えます。
配色はとてもこだわって考えていきます。たくさんの色の中から美しい組み合わせを考える時は何より幸せ。 -
- 画用紙にトレースしたら、いよいよ絵具で着彩!
日本の職人さんが作ったお気に入りの筆で丁寧に仕上げていきます。 -
- 絵が完成したらパソコンに取り込んで、雑貨のデザインを作ります。
製作所によって色味が変わるのでそれぞれの製作所に合わせて色味の調節をします。 -
- 雑貨ができたら空想街雑貨店実店舗とネットショップで販売。
実店舗(吉祥寺店)ではお客様にワクワクしてもらえるように新しい雑貨を次々と販売しています。 -
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- ネットショップからご注文してくださった方には空想街雑貨店から作品を発送してお届け。
姉妹と母にも手伝ってもらって一つ一つ丁寧に梱包していきます。
日常の中で少しでもワクワクしてもらえたら・・という思いで日々制作を続けています。 -
今までとこれから
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- 空想街雑貨店の画家で姉の典子は、それはそれは大人しい小学生でした。
学校で人が4人以上いると喋れなくなる場面緘黙という症状のある子でした。
そんな私が自由帳の片隅にずっと描き続けた世界が空想街です。
大学へ行っても、社会に出ても、私は外の世界、特に人間が怖かった。
常に緊張状態で自分の思っていることを表現できなかった。
そんな私は空想街を大人になっても描き続けました。
大学でも馴染めず、サークルも早々にやめた私は帰り道の吉祥寺の街で毎日雑貨屋さん巡り。
大好きな雑貨×空想の街・・・
そうやってできたのが空想街雑貨店です。
私は今も外の世界と四苦八苦しながら、それでも大好きな絵を描いて、大好きな雑貨作りをしています。
空想街が私を救ってくれたのです。
ネットショップから始まり、イベントや展示会などで販売。
図工の先生だった妹がデザイナーとして加わり、母は切り絵作家として空想街の作品を生み出し、植木屋の父も設営やイベントを手伝ってくれて、今では家族経営になりました。
昨年は小さなお店を出すことができました。今まで応援してくださった方々、雑貨にワクワクして購入してくださった方々、いつも手伝ってくれるスタッフや家族、そして右腕として一緒にワクワクする雑貨を生み出してくれる妹に、とてもとても感謝しています。
今度は皆さんに空想の街のワクワクを届けたい。
ムーミンを生み出したトーベ・ヤンソンは、誰のために書くのかという質問にこう答えました。
「強いて特定の読者をあげよというのであれば"スクルット”のため。」
スクルットとは絵本にも出てくるキャラクターの造語で、社会の中で居心地が悪くて、小さくて、怖がりやで途方に暮れている人たちを指しています。
私もスクルットです。そして恐れ多くも私もトーベと同じように、スクルットたちのために空想の街を描いていきたい。
そんな思いで空想の街を生み出しています。
まだまだ生み出したい空想の街がたくさんあります。
手描きでとても時間がかかるので、1枚描くごとに10個以上、空想街を思いついてしまうこともあります。
私の夢は描きたい空想の街を全部描くこと。95歳まで描き続けるつもりです。全部描くまで死ねません。
そしてもう一つの夢はテーマパークのような空想街美術館を作ること。美術館の中で空想の街の世界を冒険して欲しいという夢があります。まずは小さなお店をしっかり大きくして、来ただけでワクワクできるお店を作りを頑張ります。
そんな夢の第一歩として、読んだ人が空想の街へ旅行できてしまうような「空想街図鑑」を今回作ります。 -
終わりに
- ここまで読んでいただいて大変嬉しいです、ありがとうございます。
最後になりましたがいつも私たちの雑貨を愛用してくださったり、お店に来てじっくり見てくださったりしてくれる皆様、本当にありがとうございます。おかげで日々ワクワクする雑貨作りに励むことができます。
今日初めてご覧になってくださった方々、長い文章にお付き合いいただきましてありがとうございます。
少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
そして少しでも空想街図鑑を読んでみたいと思った方がいましたら、実現に向けて応援していただけると嬉しいです!
この街を載せて欲しいというようなご意見がありましたらどんどんコメントでお知らせくださいませ。
皆さんと一緒に面白い本を作って行けたらと思っています。
応援よろしくお願いします! -
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