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大切なもの
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- 初めまして。
カラーセラピスト ガラス工房のLuz-Mariです。
ご覧いただきありがとうございます。
2020年、突然思いもよらない事が起こり、世界中が激変しました。
新型コロナウィルスの流行です。
いつ収束するか分からない、先が見えない状況が続く中で、今後の暮らし方や生き方について考えました。
人生は有限。限りある時間の中で、日々ここちよく暮らすことが重要で幸せにつながるのではないか。
食べる物で体が作られるように、着る物や身に着ける物で、暮らしや暮らし方、人生が変わるんじゃないかな…と
そんな時に出会ったのが、オーガニックコットンで作られた播州織のストールでした。
ふんわりとした優しい肌ざわりと色に魅了され、
「ああ、この布で作った服を身に着けたら毎日ここちいいだろうな…」と直感で感じました。
そこからご縁をいただいた職人さんとの繋がりで、播州織のいろはを知る事になったのです。 -
守りたいもの
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- 播州織は1792年江戸時代後期、京都の西陣織から伝えられ、約230年の歴史があります。
播州織の産地、西脇市は川と雄大な山々に囲まれた風光明媚な場所。
ちょうど日本列島のまん中辺りで「日本のへそ」とも呼ばれています。
その自然の恩恵もあり、西脇市周辺に一時は大変多くの機(はた)やさんで栄ましたが、現在は最盛期の10分の1以下になりました。
どうしてそうなったのでしょう?
安い外国産に負けたから?
もちろんそれだけではないと思います。
だけど、何百年も続く日本の技術や文化を日本人が守らなければ、一体誰が守るのだろう…
そう思いました。
日本ならではの技術や文化は、アートのように物語を作り、私たちの暮らしを支えてきました。
今回お薦めするストールは、播州織の職人技術をフルに活かして、オーガニックコットンの特徴である”やわらかさ”を大切にした織り方で制作しています。
伝統の職人技術が光る作品です。 -
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100%オーガニックコットンです!
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- オーガニックコットンの生産量は、コットンの総生産量のわずか0.7%です。
普通のコットン栽培ではかなりの量の化学肥料と農薬が使われており、環境やそれを栽培している農家さんの健康にも影響しています。
その他にも土壌や地下水の汚染等、深刻な問題もあるのが現実です。
このプロジェクトではそんな環境問題にも積極的に取り組まれ、真摯にものづくりをされている大阪の大正紡績さんの糸を使用します。
厳しいチェックと認証を受けた、人にも環境にも優しいオーガニックコットンです。
地球にも人にも優しい素材を身に着けることで、肌ざわりだけでなく、心もここちよくなれるストールです。
※大正紡績さんより掲載の許可を得ています -
植物から生きるエネルギーをいただきました
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- 丁寧に育てられたオーガニックコットンを洛陽(らくよう)染という草木染で染色しました。
日本古来の色を再現した洛陽(らくよう)染は温かみのある優しい色で
それは日本古来の癒しカラー
植物や大地からのエネルギーをいただいて作るナチュラルなその色は、まさに自然の恵みそのものです。
洛陽染の中から6色を選び制作します。
日本古来の色の名前も趣きがあって素敵です。
☆紅(くれない)・・・ピンク
☆山吹色(やまぶきいろ)・・・イエロー
☆若草色(わかくさいろ)・・・ライトグリーン
☆古代紫(こだいむらさき)・・・ラベンダー
☆紺青(こんじょう)・・・ブルーグレー
☆鳩羽鼠(はとばねずみ)・・・ライトグレー -
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今こそ、メイドインジャパン!
- コロナウィルスの流行で浮き彫りになった事が多々ありました。
「日本の空洞化」もその一つではないでしょうか。
今に始まったことではありませんが、より鮮明になりました。
本当にこのままでいいのでしょうか?
私たちは真剣に「自分たちで作る」ということを考えなくてはいけない時期がきているのだと思います。
食料自給率はもちろん、地場産業の衰退等々...
輸入に頼りきっていた物は品不足になりました。
安心安全なワクチンも自国で開発、生産できれば今のようになっていなかったのでは、と思います。
日本にはその力があると信じています。
やればできるのにやらない。
「安さ」や「低賃金」と引き換えに自分たちの技術や能力を衰退させることは、バトンを繋げる子どもたちのためにもよくない、そう思うのです。 -
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ここちいい、は幸せ
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- 皆さんは、とんな時に幸せを感じますか?
大切な人、愛する人と一緒にいる時
沢山の笑顔が溢れている時
美味しい物を食べた時
旅行に行った時
努力して目標を達成した時
欲しいものを買った時
好きな音楽を聴いている時
アウトドアを楽しんでいる時
綺麗な景色を見た時etc...
あたりまえにできていた事があたりまえでなくなった。
窮屈な事も多くなりました。
それでも、一日一日をここちよく過ごしていくことで、どんな一日でも大切な愛おしいものだと実感できると思うんです。
エアリーでやわらか、優しい色のストールで「ここちいい」をお届けます。 -
愛おしい毎日をここちよく暮らす
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- 子供の頃からキラキラ光るガラスが大好きで、小学生の時は手芸クラブに入り、刺繍を楽しんだり作ることに喜びを感じていました。
子育てが一段落した頃からガラスに対する気持ちが沸々と沸き上がり、独学でフュージングを学び、アクセサリーを作り始めました。
地元のイベントやクリーマさんを中心に活動し、沢山のお客様とご縁をいただきました。
お客様からの嬉しいお言葉や、励ましのお言葉を励みに今後もマイペースに活動していくつもりでした。
しかし、昨年の新型コロナウィルスの流行で、今後の自分の生き方やものづくりに対する考え方を変えなければと思いました。
奇跡のような、職人さんや作家さんとの出会いに恵まれ、今回のプロジェクトに挑戦する事になりました。
このような機会を与えてくださったCreemaさんに感謝いたします。
今後は、地元の職人さんや作家さんと協力しあい「シンプル」「ナチュラル」をベースに「愛おしい毎日をここちよく暮らす」アイテムの制作に取り組んで参りたいと思います。
是非、ギャラリーをフォローしていただけると嬉しいです ^^
最後までお読みいただきありがとうございました。 -