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MaitoDesignWorksについて
- 私たち、MaitoDesignWorksは東京都台東区蔵前にある染色工房兼ショップと福岡県朝倉市秋月にある染工房を拠点に制作活動をいるファクトリーブランドです。
日々の生活に取りいれていただけるような草木染めのアイテムを提案しています。
昔ながらの草木染め技法を受け継ぎつつ、ホールガーメントといった現代の技法と組み合わせたり、レザーの染色と組み合わせるなど、今までにない草木染めにもチャレンジしています。
また、月に1度の草木染めワークショップを通して、草木染めをより身近に感じていただける様普及にも努めています。 -
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MaitoDesignWorksが大切にしていること。
- 草木染めを含め、天然のものには化学的なものとは違った風合いやぬくもりがあります。それがとても心地良く、季節の移ろいを目でみて楽しむように、肌から直接感じることができます。
するとしだいに愛着がわいてきて、毎日の生活がより一層楽しくなってきます。
「自然にもヒトにも優しくありたい。」
「使い手と共に歳を重ねていけるようなものを作りたい。」
「ものづくりに関わるすべての人たちが幸せであってほしい。」
そんな思いを込めて、私たちは日々ものづくりをしています。 -
こだわり① 化学染料を一切使わない本当の草木染め
- 日本の色には植物の名前が付いている色名が数多くあります。
それは天然の植物、鉱石、動物の色合いに魅せられての事でした。
「憧れの色を染めたい」
草木染めはそうした思いから古来より技術が培われてきました。
しかし、現在市場に流通している布製品のほとんどが化学染料で染められています。しかも草木染めと謳っている製品も化学染料を混ぜて染められているものが多くあります。
草木染めに比べて染料単価も安く、色褪せにも強く、化学染料を選択するのは仕方のないことかもしれません。
それでも私たちは化学染料を一切使わない「ほんとうの草木染め」にこだわっています。
なぜなら、重金属や化学物質でできている化学染めに比べ、全てが自然素材の草木染めは、環境にも優しく、安心してお使いいただけるからです。 -
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こだわり② 環境負荷を考慮した天然素材をつかう
- 草木染めにこだわると素材にもこだわるようになります。
草木染めの色素は、化学繊維には定着しません。草木染めを用いることで、必然的に天然素材を使用することになるからです。
その中でも着心地やぬくもりにこだわり、草木染めを最大限引き立てることのできる、より良い素材を厳選しています。
今回のプロジェクトで用いるオーガニックコットンとは、認証機関に認められた農地で、農薬の使用についての厳格な基準を守って栽培された綿花のことです。
オーガニックコットンを使用することで環境への負担を軽減し、サスティナブル(地球環境の持続可能)なモノづくりを目指します。 -
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こだわり③ 日本国内の作り手と一緒になってモノを作る
- 日本には素晴らしい作り手がたくさんいます。
私達の製品もまた、日本各地の作り手に支えられ出来上がります。
一宮では糸を紡ぎ、富士吉田ではストールを織り、泉州ではニットを編み、倉敷では帆布を織り、桐生では刺繍をし、佐賀では靴下を編み、浅草でバッグを縫う。
ひとつひとつに技と想いが込められています。 -
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今回のプロジェクトについて
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自然の素材のみで作る「草木染め」で、色の揺らぎを楽しむ作品を届けたい
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- 上写真) ストール(大) カラー:茜染め(赤)×矢車附子染め(淡いグレー)
中写真) ストール(大) カラー:藍染め(濃色)×柘榴染め(カーキ)
下写真) ストール(小) カラー:藍染め(淡色)×楊梅染め(黄色) - 今回のプロジェクトでは、糸を巻き上げた段階で染める「かせ染め」を用います。
MAITOでは、かせ染めは、高価な反物を染めることがほとんどで、普段使いの製品にはあまり使用しない技法です。
なぜならかせ染めは、同時に染められる糸の量が少なく、洋服用の生地を織るには色ブレが大きいため製品化が難しい技法の為です。
今まで販売することが出来なかった、かせ染めならではの色のゆらぎを感じる製品を、クラウドファンディングを通して、みなさまに楽しんでいただきたいと考えております。
一つ一つ個性を持った作品をお届けいたします。 -
あなただけの草木染めストールを作る
- 色の組み合わせは全36通りです。
しかし、1カセずつ染めることで同じ植物でも色合いや染まり具合が違ってきます。
したがって出来上がるストールは、オンリーワンの一点物となります。 -
使用する染料
- 今回染める草木染めは日本では伝統的に用いられてきた植物を使います。
茜(アカネ)
楊梅(ヤマモモ)
柘榴(ザクロ)
矢車附子(ヤシャブシ)
紫鉱(シコウ)
栗(クリ)
藍(アイ)
以上の7種類の染料から8色を染め上げます。 -
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糸を草木で1かせずつ手染めする
- 糸を1カセづつ丁寧に手染めし8色の色を染めていきます。手作業での染色なので染めるごとに毎回色合いも微妙に異なり、わずかなムラ感が織り上げたときに模様となって表れてきます。
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- 染め上がった8色の糸たち。これらを組み合わせてストールに織り上げます。
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富士山の麓の織り工場で織り上げる
- 日本有数の織り産地、山梨県富士吉田市にある織り機で織り上げます。ガッシャンガッシャン、一定のリズムを刻みながら織機は一枚の布を織りなしていきます。日本製ならではのクオリティーと天然素材ならではの優しい風合いが特徴です。
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リワードの選び方
- ストールの大きさや草木染めの色合いを組み合わせて、自分だけのストールをお選びいただきます。
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1)型を選ぶ
- 約45cm巾と約95cm巾の2種類のストールがございます。
【販売商品一覧】より、お好みのサイズを選択してください。
●ストール(小)
素材:綿100%
サイズ:約45×190cm+房2.5cm
●ストール(大)
素材:綿100%
サイズ:約95×190cm+房2.5cm -
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2)色を選ぶ
- サイズが決まりましたら【購入する】のページに移動していただき、
【起案者からの質問】にお答えください。
アンケート形式で2色を選択していただきます。
同じ色を2つ選択することも可能です。
お間違えのないようご注意ください。
お選びいただけるカラーは以下の8色です。
どちらかの色がメインカラーになるのではなく、ストールに使われる2種類の糸の比率は変わりません。 -
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- お選びいただいた色を草木染めを用いて糸を1カセずつ手染めします。手染めすることで1カセごとに色のゆらぎが出てきます。
1カセからは約5枚分ほどのストールを織ることが出来ますが、組み合わせる色をお客様自身に選んでいただくことでオンリーワンのストールが生み出されます。 -
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3)あとはお手元に届くのをお待ちください。
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- 7月15日にプロジェクトの受付を締め切らせていただいた後に、9月末までにお手元に届けられますように制作の準備に入ります。染料が集まり次第、工房で染めていきます。染めた後は糸を巻き上げて、その後山梨県富士吉田市にある自社の織機で一枚ずつ織り上げていきます。
お手元に届くまで楽しみにお待ちくださいませ。 -
最後に
- ここまで見ていただきありがとうございます。
店舗限定のアイテムや季節の商品もございますので、ぜひ工房や直営店にもいらしてください。
これからも心を込めてモノづくりをしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
Maito Design Works -