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はじめに
- はじめまして!わたしたちplyingは京都で活動するアクセサリーブランドです。
2011年にスタートしたplyingはアクリルや木材を使ったアクセサリーを制作しています。
そんなplyingは2020年、外に着けていくアクセサリーだけでなく、家での時間を楽しんでもらえる商品としてお花を生ける一輪挿し”ICHIRIN VASE”を制作しました。 -
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パーツを組み替えて、色遊びを楽しめる一輪挿し"ICHIRIN VASE"
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- まずはICHIRIN VASEを紹介いたします。
ICHIRIN VASEはアクリルと木材、ガラス管の合計5つのパーツでつくる、組み立て式の一輪挿しです。
組み立て方はとても簡単で、1枚の図を見れば誰でも10秒で組み立てることができます。 -
- トップのまるいプレートは、木とアクリルの2種類セット。花の色や気分によって1枚で使ったり、2枚重ね付けしたりできます。
ICHIRIN VASE2種類以上揃えていただくと、パーツを組み替えて色遊びを楽しむこともできます。
お花屋さんで選んだ1輪のお花を部屋に生けて、ふとしたときに眺めるその時間は、とても心穏やかになるものです。
みなさんの日常がこのICHIRIN VASEとお花によって、ほんの少しでも豊かなものになれば良いなと思っています。 -
こだわっていること
- plyingはアクセサリーでも雑貨でも、見た目のかわいさだけではなく、厚みや仕上げ、柄の細かさなどのディティール、クオリティにこだわってデザインしています。
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- ICHIRIN VASEの土台に使用しているアクリルは、厚めのものを使用しています。
厚めにカットしたアクリルの断面は、光の屈折をとても魅力的にみせてくれます。
適度な重みもあり、設置の安定性も良くなるように設計しています。
また、波型のデザインをアシンメトリーにいれることによってそのディティールは個性的なものになり、部屋に置くだけでインテリアとしてもとても映えます。 -
- 一輪挿しの場合、お花の種類や色との兼ね合いも考える楽しさがあります。
もちろん、お花を引き立てる色味でまとめることもできますが、わたしたちplyingはアクリルのカラフルな美しさも一緒にたのしんでもらいたい。アクセサリーに限らず、一輪挿しでもその想いは同じです。
お花を生けていなくてもオブジェとしてもおもしろければさらに良いかな、とも考えています。 -
ICHIRIN VASE 3つのススメ
- ❶ ICHIRIN VASEを組み立ててまるいプレートの組み合わせて遊んでみる。
まるいプレートはアクリルだけでも木だけでも使うことができます。これだけでもとても印象が変わるので、お花と合わせて、まるいプレートを外したり重ね付けしたり、アクリルと木を入れ替えたりして、好みの組み合わせを楽しむことができます。 -
- ※写真左より
アクリルプレート&木プレート/アクリルプレートのみ/木プレートのみ
❷ 使わないときは分解してコンパクトに収納できる。
このようなインテリア雑貨は、収納するときに意外とかさばるもの。ICHIRIN VASEは分解できてコンパクトになるのでちいさな引き出しなど、ちょっとした場所にも収納できます。 -
- ❸ 複数個集めると組み立てバリエーションが数百パターンに!?
例えば3種類あれば、ガラス管以外の4つのパーツは全て3種類なので、単純に考えても3×3×3×3で81通り。さらにまるいプレートをつけたり外したりというバリエーションまで考えると数百パターンに…!? -
- どの組み合わせにどんなお花を生けたらおもしろいか、是非じっくり悩んでください。その時間はきっと、とても楽しくて豊かなものになるのではないかと思います。
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全6色の定番カラーと限定セット!
- 色展開は定番カラーが全6色です。
●モノトーンでモードな印象の"CLEAR"
●デザイナーの一番のお気に入り、少し青が強めの"GREEN"
●ライトブルーとピンクの組み合わせが爽やかな"BLUE"
●これ一つで部屋が明るくなる"YELLOW"
●やわらかな色が優しいの印象の"PINK"
●差し色のライトブルーがポイントの"BROWN" -
- そして、今回はクラウドファンディング限定の3点セット、
"DAY COLOR 3"と
"NIGHT COLOR 3"をご用意しました。 -
DAY COLOR 3
- "DAY COLOR 3"は、明るく彩られたお昼間(DAYTIME)をイメージしてセレクトした3色のセットです。
定番カラーだけではできない、ブルー×イエローや、ブルー×ピンクといったカラフルな組み合わせもでき、より一層POPなイメージでICHIRIN VASEを楽しむことができます。 -
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NIGHT COLOR 3
- "NIGHT COLOR 3"は、モノトーンで落ち着いた雰囲気の演出に適したカラーをセレクトした3色のセットです。
どの組み合わせでも、かっこよく飾ることができます。
お花だけでなく、グリーンやドライフラワーとの相性も◎です。 -
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アクセサリーブランドplyingとは
- ここでplyingのことを紹介させていただきます。
plyingはわたくしと、京都の美大時代に出会った妻と女性スタッフの3人で活動しています。 -
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- plyingは「素材を積層することで新しい素材感、美しさを発見する」というコンセプトで、アクセサリーや雑貨をデザイン・制作しているブランドです。
”plying(プライング)” とは”ply(積層) “に”〜ing”をつけた造語です。
ブランド設立のきっかけは、アクリルと木材を組み合わせた時の美しさやおもしろさに気づき、その魅力を伝えられるモノづくりをしたいと考えたことでした。
アクセサリーに落とし込む上で、見た目の可愛さだけではなく、厚みや仕上げ、柄の細かさなどディティールとクオリティにこだわってデザインしています。 -
デザインする
- 主に作っているのは、ピアスやイヤリングなどのアクセサリーです。
デザインにおいては、素材の魅力を引き出すことを大切にしています。アクリルの透明感や木の質感を最大限に引き出し、お互いを生かすためのデザインが重要だと考えています。二つの素材を同時に使うことで単独の素材ではわからなかった素材の魅力が引き出されます。
新作をデザインするときは女性スタッフの意見を取り入れながら自分のこだわりも詰め込むことで、1人で作るよりもより良く、おもしろいデザインができると思っています。
「新しい材料をうまく使うにはどうすれば良いだろう」
「ちょっと個性的、でもみんながつけやすいデザインを考えてみよう」
「こんな技法でアクセサリーを作ってみたら新しい発見がありそう」
など…
色々なことを考えながら、挑戦しながら、デザインしています。 -
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自分たちで製作する意味
- デザイン、着色、柄入れ、カットなど、アクセサリーのパーツから、すべて自分たちで製作しています。
自分たちで全ての工程を管理していると、その工程から新しいアイデアが生まれることがよくあります。そしてそのアイデアを新しい商品として形にしていきます。
ブランドをはじめて9年目ですが、今も作りながら"ハッ"と思うような発見が生まれることは多いです。
これが、デザインから製作まで一貫して行うことの良さだと思っています。 -
- アクリルと木、シンプルな2つの素材でできているけど、意外といろんなシーンで使えます。
ちょっと個性的。だけど、誰でも着けやすくて使いやすい。
日常がちょっと楽しくて、少しだけ変化がある。
plyingのアクセサリーを身に着けて、そんなふうに感じていただければとても嬉しいです。 -
京都でものづくりをすること
- 京都はご存知の通り、伝統産業も多く昔からのものづくりが盛んな街です。
さらに関西一の芸術大学激戦地域でもあり、新しいものづくりを志す若者も非常に多い地域です。
京都は歴史や伝統を常に意識しながら現代を生きることができる、ものづくりには最適な場所のひとつです。
現在plyingがアトリエを構えているUN(ユーエヌ)は昔、西陣織の染工場として使われていた建物をものづくりをする人々のためにリノベーションされた建物です。
plyingの製品はいわゆる”京都らしい”製品ではありませんが、根っこには京都のこだわりのものづくりのルーツがあると思っています。 -
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- メンバー3人の母校、京都精華大学にて ↑
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最後に
- ここまで、わたしたちの想いを読んでいただき、ありがとうございました。このICHIRIN VASEをきっかけに、plyingではアクセサリー以外のインテリア雑貨のアイテムに力を入れていきたいと考えています。今回のプロジェクトで皆さんにこの「重ねる」ことによって生まれる素材の魅力、美しさをお伝えできれば、とても嬉しく思います。
plyingの雑貨やアクセサリーはまず、パッと見た目がかわいらしかったりかっこいいデザインのものが多いですが、その少し奥を覗けば素材の魅力が詰まっています。
実際に手に取り、素材の世界をじっくり楽しんでいただけると幸いです。 -
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- ↑撮影は秋らしいコスモスが咲く9月に行いました。