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伝統的なこけしを、もっと現代の生活に馴染むものに
- はじめまして。私は、卯三郎の孫として活動しているこけし作家です。
卯三郎こけしの創業者、岡本卯三郎(うさぶろう)の孫に生まれて、常に木と共に成長してきました。
こけしの古くからの伝統を引き継ぎながら新しい世界観で " kokechi "を作っています。 -
- 今回のクラウドファンディングは、
・コロナの影響で落ち込んでしまったこけし業界をで盛り上げたい
・こけしの魅力をもっと伝えたい
・新しい刃物で新しい作品に挑戦したい
という3つの想いで挑戦することに決めました。
このプロジェクトをきっかけに、こけしの魅力をもっと日本の皆さまに知っていただき、そしてこけし業界が盛り上がったらいいなと思っています。1人でも多くの方に作品を手にとっていただき、こけしの楽しさを実感していただければ嬉しいです。 -
みんなの「心が豊かになる」こけしづくり
- 卯三郎の孫の基本理念は「こども目線」を重視することです。
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- こどもの心が豊かになることを想って、こけしづくりに取り組んでいます。キャラクター化されたこけしはその一例で、まるで絵本から抜け出てきたようにファンタジック。有名なキャラクターたちともコラボをしてきました。
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- フォルムのベースは森のきのこや木の実で、森林豊かな群馬の自然を未来につなげていきたいとの思いも込めています。一見、手を加え過ぎないシンプルな形状・彩色が新鮮です。
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コロナで落ち込んでしまったこけし業界
- こけしは古くから民芸品として観光地のお土産にたくさんの人に買われていました。
今では、日本のお土産として海外のお客様から高い支持を得ています。 -
- ところが、今年はコロナウイルスの影響で実家の卯三郎こけしも注文が減り大変厳しい状況になってしまいました。
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- (左:初代 卯三郎 祖父、右:2代目 父)
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日本のモノをもっと日本のヒトに
- それは、現代にこけしを購入するの方の多くが海外の方であるということで、日本のモノなのに、日本のヒトはあまり馴染みがないということだと感じました。
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- 日本の方々でも、インテリアとして使いやすく、現代の生活にもなじみやすい卯三郎の孫のこけし。
日本のモノだからこそ、日本のヒトに届けたいと思っています。
また、このコロナの状態の中で、皆さんにとっても、このこけしがあることで、お家で自粛したり学校へ行く回数も減ったりと気持ちが落ち込んだりした時に木の温もりと癒しを感じて頂けることになればいいななんて思ったりしています。 -
こけしってどうやってできるの?
- こけしを作るまで…その工程を知っている方は少ないのではないでしょうか?
それはとてもとても長い道のりです。原木は、秋に葉が落ちて水分を吸い上げなくなってから伐採し、冬の間に一年分の材料を仕入れます。
産地は、群馬の山間部利根・吾妻。約1年ほど材料を乾燥させるところから始まります。 -
- そこから、型を一つずつ削り出し、ひとつひとつ丁寧に絵付けをしていきます。
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- 木取り⇨削り出し⇨粗磨き⇨仕上げの磨き⇨絵付け⇨塗装⇨組み立て…
そのほかにも細かくいくと約20工程以上の手間暇をかけてこけしたちは出来上がります。 -
資金の使い道
- 今回集まった資金としては、新しい刃物を作りたいと思っています。刃物というのは、こけしの形を削りだすときに使う道具のことです。
新しい刃物を使って作り削りだすと言う事は、ロクロで職人が木地を削るのと違い一日に沢山こけしの木地が挽けます。そのため安定した木地が出来るためより良い品が作成できるのです。
今回クラウドファンディングで集まった資金を新しい刃物を作ることに使うことで、よりたくさんの方々に作品を届けられると思っています。 -
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リワードについて
- リワードには、これからの季節にぴったりの作品を用意しました。おうちに飾っていただければ嬉しいです。
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- アマビエさまこけしに、今年の干支のこけし…そして招き猫ダルマのこけしは種類が多数。自分の家にぴったりの作品をお選びください。
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- また、今回のリターンには特別に塗り絵こけしがついています。お好きな色で塗ってお楽しみください。
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最後に
- 最後まで、読んでいただきありがとうございました。このプロジェクトを通して、よりたくさんの日本人のみなさまに日本の守るべき伝統である「こけし」の魅力を伝えていければと思っております。
リターンには、今の時期にぴったりなクリスマスのこけし、今年の干支の丑のこけし、アマビエ様のこけしを用意しました。
ぜひ、みなさんの生活の中にこけしを取り入れていただきましたら嬉しいです。どうぞ応援よろしくお願いいたします。