やさしい国産豚革で、頂いた命を形にしたい。
ほっこりであたたかな、日本の食べ物アイテム

このプロジェクトは2021/01/18に終了いたしました。温かいご支援、ありがとうございました。
Success
  • stars集まっている金額
    ¥421,600
    (目標 ¥200,000)
  • flag目標達成率
    210%
  • local_offer購入数
    63
  • watch_later残り時間
    終了しました
お気に入りに追加する
helpこのプロジェクトは実行確約型です。
自分が食べたかもしれないお肉の副産物「国産の革」で、日本の食べ物モチーフを作りたい。大切な命、環境、文化。ほんのちょっとでも、やさしい未来になりますように。「やさしい革™の約束」を提唱している「RUSSETY LEATHER™」の豚革を使っての、作品作りに挑戦します。
    • ********
      リワード制作状況
      ********

      本日2021年3月8日に、今回ご予約いただきましたリワード分の出荷が全て完了いたしました。

      配送方法はレターパックライト/レターパックプラス/ゆうパックとなります。
      お手元に届くまで、今しばらくお待ちください。また、3月中旬になっても届かない場合は、お手数ですがご一報下さい。

      本日で、こちらのプロジェクトは終了となりますが、今回をきっかけに、スタートした本革アイテム。新作もすでに、少しづつ試作を始めています。これからも、ほっこり楽しく、どうぞよろしくお願いします![山ナ鞄/山中]
    • https://www.coqu-maho.com/blog
    • https://www.instagram.com/coqu.usagiuma.maho
    • ■はじめに

    • 初めまして、「山ナ鞄」の山中眞穂と申します。ページに目を留めてくださり、有難うございます!

      自分の納得した、やさしい本革の素材を扱うぞ!という決心とともに、前身である「刻/兎馬」からブランド名を一新しての挑戦となります。どうぞ宜しくお願いします。
    • ほっこりアイテムで、にっこりして欲しくて。

    • 私は、「身近にある、ほっこりであたたかを形にする」をテーマに、日本の食べ物モチーフを作っています。

      いろんな事があっても、こんなのが手元にあったら、思わずくすっと笑えるかな?
      という、使う人が笑顔になるアイテム。
    • お米や穀物のジュエリーから始まり、おにぎり入れ、鯛焼きなどの和菓子ポーチなど。
      素材やアイテムはいろいろですが、気持ちを和らいでくれる、御守りのようなものを目指して、いつもモノ作りをしています。

      下記のURLは Creema の「山ナ鞄」ページです。布素材のほっこりアイテムはこちらで販売しております。
    • https://www.creema.jp/c/coqu-maho
    • ほっこりの裏側に、確かな技術を身に付けたい

    • ポーチを制作するうちに、自分の中で出てきた思いがあります。

      それはお客様に、アイテムを、より快適に、長く楽しんでいただきたい。という事。
    • 布小物の縫製は、ほぼ独学。。。
      強度や使い勝手をもっと良くするために、きちんと勉強したい。カバン制作の技術を学びたい。

      と、3年前から、裏浅草に工房を構える師匠のもとに通っています。
    • 型紙の基礎から縫製、また、芯材などの知識も増え、この3年間で、作品の精度もグンと上がったと、自負しています。
    • 鞄の学びで向き合った素材、本革。国産の革を使いたい理由

    • カバン制作は、ポーチなどに比べて、しっかりした素材を使用します。

      帆布や合皮、そして、「本革」。

      浅草を中心に、東京の東エリアは「日本有数の革産業の地域」であり、カバン制作の勉強も、主に「本革」を使用します。

      でも、「本革」という素材は、最初は「生きていたものの皮だなあ、」と、漠然と、使うのをためらっていたのですが、、、鞣し(皮を、革にする工程)やコラーゲン工場に伺ったりするうちに、

      ふと、自分が普段食べている「お肉」の「副産物」なのだという、当たり前の事に気づきました。
    • そして、主に靴やカバンの内側に使われている「豚革」は、ほぼ「100%国産」。

      東京での、お肉の市場は豊洲ではなく、品川の食肉市場。そこで、お肉は食材として加工され問屋やスーパーへ、その副産物である皮は、その日のうちに、東京隅田や、埼玉草加などにある工場へ運ばれ、綺麗な皮は革へ、破れてしまった皮はコラーゲンになる。

      でも、コストや工場減少などの理由で、国内でさばききれない原皮は、海外へ流れて行ったりもする。
    • 自分食べた、お肉の皮も、含まれているのだな。自分の住んでいる場所の近くの話なんだな。。。と、今までとは違い、「自分と、結びついているという実感」を持ちながら、革産業の方々の話を伺う様になりました。
    • そういった、様々な経験をしていくうちに、生まれた気持ちが

      「国産の革で、日本の食べ物アイテムを作りたい」です。
    • 私は、お肉を食べて生きている。頂いた命を最後までキチンと使う事を、自分の仕事の中でできたら良い。私一人が作れる分は、ほんの少しですが、日本の食や地域の文化に貢献できたら良いな、と思っています。
    • ■プロジェクトについて

    • 設備を揃えて

    • 本革を扱うにあたって、コツコツと設備を整えています。

      工業用の腕ミシン、職業用平ミシン、革漉き機、プレス機など。
    • また、もともと分業制の革業界。個人の制作とはいえ、抜き型や裁断など、問屋や業者の方々とのやり取りも、少しずつ覚えてきました。

      小規模ながらも自分のアトリエで、オリジナル作品を作れる様に、なってきました!
    • 自分が使いたい革「RUSSETY LEATHER™」

    • 使う人が、ほっこりとした気持ちになって。
      手のひらで包んだ時に、温かく、やさしい素材。

      主に、東東京で生産されている「豚革」は、通気性が良く、軽くて薄いのが特徴。作品のイメージに沿うのでは?と、探していくうちに出会ったのが、

      「RUSSETY LEATHER™」の豚革です。

      試しに購入してみたら、まず、革特有の臭みがない。むしろ、とても良い香りがする。
    • 手触りも良く、しっとりと柔らかい。

      オーガニックコットンを、初めて触った時の様な、なんともいえぬ、気持ち良さ。
    • 自分が、その素材に惹かれる訳を知りたい。と、革を作っている「山口産業」主催のオンラインミーティング参加や、直接お話を伺ったりしていくうちに、色々な方向から、本当にやさしい取り組みをしている革である。という事がわかりました。

      だから、触っていて気持ちが良いのだな、と納得すると同時に、こういう素材で作品を作りたい。と、心から思いました。

      以下は「RUSSETY LEATHER™」の提唱する「やさしい革™の約束」の文章です。
    • やさしい革とは:
      クツやバッグなどで使われる本革は、そのほとんどがクロムなどの重金属系の工業薬品を使って作られています。

      しかし毒性が強い“六価クロム”が革製品から検出されることもあります。

      そこで私たちは、自然界から抽出した植物タンニンを使用し、大量生産も可能で実用的に使える皮革素材の開発に着手しました。

      そして完成したのが、ミモザアカシアなどから抽出される天然成分の植物タンニンを主原料とする「やさしい革」〈RUSSETY LEATHER™(ラセッテーレザー)〉です。

      私たちの想いは、革・・・・・・すなわち動物皮を大切に使い、その後は、安全に地面に還っていくそんな、「やさしさ」に包まれた消費文化を育て、自然と共存しながら明るい未来につなげていく取り組みを行っています。
    • ゼロへの挑戦
      ○工場排水のクロムがゼロ
      環境負荷を抑えるために、人と自然にやさしい「ラセッテー」なめし製法を実践すること。

      ○仕事のストレスがゼロ
      人権に配慮し、働く人が安全で、安心して働ける健康的な職場環境で生産されていること。

      ○動物のストレスがゼロ
      “動物としての幸せ”に配慮した飼育環境で育った原料皮を使用すること。

      ○不公平・不公正な取引ゼロ
      健全な企業運営と、皮革産業の発展に意欲的に取り組む企業の
      革製品を消費者に届けること。
    • 「RUSSETY LEATHER™を使う」と、言葉にする意味

    • 「やさしい革™の約束」ロゴやテキストを使うには、利用料金を払います。それは、研究費及び各プロジェクトの支援活動資金になるとの事。

      なので、敢えて私のホームページや、作品カードに、ロゴやテキストを使用しようと決めました。
    • 革にお化粧を施す・・・手染めの学び

    • 素材の他に、もう一つこだわりたい事があります。

      それは、色味。「刻/兎馬」時代から、一番大切にしている事。一目で美味しそう!と思える色は、食べ物アイテムの命。

      「RUSSETY LEATHER™」の革の優しさを残しながら、「山ナ鞄」オリジナルの色味で、美味しさを最後に「お化粧」できれば良い。と、調色/塗装が専門の夫とともに、革への塗装研究をしています。
    • 画像左:プロの染革家に頼み込んで、自分で染めた一枚革のボストンバッグ。(敢えて、難しい黄色を選択しました)
      画像右:スプレー塗装の実験
    • 画像左:手染めで栗の模様を描く
      画像右:ご飯色に染めた革の仕上げ塗装
    • 夫の塗装職は、主にプラスチック系素材なので、革素材に関しては素人。二人でいろいろと実験をして、失敗しつつ、プロにちょっとばかり教えてもらい、の繰り返し。

      小さなパーツなら、ある程度安定して手染めできる様になったので、今回のアイテムは、「RUSSETY LEATHER™」の革の色味を主体に、部分的にオリジナル色を施しています。
    • 革を染めてみては、サンプルを作る→型紙を修正する。を繰り返し、だんだん作りたい形が決まってきました。
    • まずは、お守りをつくりたい

    • 最初に作りたかったのは、「お守り」

      帰る場所の象徴でもある「鍵」を、やさしい革で包んであげたい。

      ほっこりとした日本の食べ物モチーフは、本人も周囲の方も覚えやすく目立ちます。そのため、置き忘れや盗難の回避にもつながるかと思います。
    • 引っ張ると伸びるコードリール付きの「キーホルダー」タイプは、ランドセルやカバンにつけて。また「ネックレス」タイプは、お出かけのアクセントとなる他、家族共有の鍵として、玄関に下げておくのも。

      いわゆる通常の鍵(3.5 x 5 cmほど)が入る大きさですが、鍵以外にも、もしもの時用に50円玉や、連絡先を書いたカードなどを作って入れることもできます。

      目立つ形だからこそ、緊急時に役に立ったら良いな。との思いからです。
    • そして、手のひらサイズの小銭入れ

    • ころんとしたフォルムで、美味しく可愛く。全体的に、丸い小銭入れです。

      ラウンドファスナータイプの小銭入れやお財布は、四角い形が多いです。それはもちろん、入れるものが四角いからなのですが、、、でも、敢えて、丸く!!!

      おにぎり/栗/お餅、それぞれ、微妙に違うフォルムをしています。量産するにあたって、形が違うと抜き型も沢山必要で、手間と費用が、、、そして、曲線が多いと、難易度がぐぐんと、アップします。。でも、絶対その方が、可愛い。ここは!こだわろう!!!と、決心しました。

      豚革のやさしい手触りととも、楽しんでいただけたらと思います。
    • 第二弾スタート!まずは「栗お財福」

    • 四角いものを、丸くする。「お財福」

    • 小銭入れと同様、お財布も丸くありたい。
      という気持ちから、名前を「お財福」とふっくらさせてみました!今回のCreemaSPRINGSでは、「栗」の形をモチーフに、「山ナ鞄」なりのお財布とは?というのを頑張ってみました。

      約6ヶ月間、試作を作っては実際に使うを繰り返して、仕上げたものとなります。

      下の画像は、2番目と4番目のサンプル。まだ、内装が分厚い ↓↓↓
    • 仕切りや小銭入れの厚みや強度を確認しながら、今の形になりました。
    • ようやく、自分の納得する形となりました

    • ころんとした栗の形の、「お財福」

      外装は、外装/「RUSSETY LEATHER™」の豚革使用、栗の座部分は手染めとなります。
      内装は、シンプルに使いやすい形としました!
    • 使い勝手を見るために、自分で使用したので
      データは自分中心で申し訳ないのですが、、

      普段は長財布を使用しているため、スマホ決済はあまりしておらず。。
      (本当はもう少し入れたいのだけど、)普段お財布に入れたい最低限は、以下の様。

      *お薬手帳(カードサイズ版)/保険証/免許証
      *カード類7枚(キャッシュカード2/クレジット1/スーパー1/ドラッグストア1/ポイントカード2)
      *お札
      *小銭
      *レシート類

      これで実際、1ヶ月ほど生活してみたのですが、感想は「意外に大丈夫」
      やればできるもんだなあ、と思っているところです^^
    • お薬手帳(カードサイズ版)/保険証/免許証は、端の仕切りに挟んで。個人情報も隠れます。

      カード類は、枚数を多く入れたい場合は、上の真ん中画像のように直入れすると良いです。
      右のように、カードケースに入れて使うと取り出しやすく、また、分類もしやすい。
    • カードケースは、サンプルを作っているうちに生まれたアイテムです。

      今まで財布に入れていた、あまり使わないカードが結構あるので、それを分類して保管したい。
      そして、使う時に、お財布にそのまま入れたい。なので、ゆくゆくは、色違いの栗カードケースなんかも、作りたいな。と、夢膨らんでいるところです。「こげ茶の栗は、仕事用」「オレンジは病院関係」とか^^
    • お札は、小銭入れの奥に入れます。お札がファスナーに挟まって、悲しい思いをしない様に「小銭入れのマチ部分を高めにしてあるので、そこに差し込むと快適です^^
    • 基本の内装は、「オックス」という目の詰まったコットン布ですが、限定3個で「内装本革仕様」もリワードにいたしました。
    • 第二弾:そして、鯛焼き

    • 布 meets 革鯛焼き「ふっくら?それともしっかり!?」

    • 「刻/兎馬」時代からの代表アイテム「鯛焼きポーチ(上画像:右)」からしたら、新参者が現れた?!と、さぞかし驚いているのだと、思うのですが^^

      ぜひ、本革で作りたい!!!と、こちらも試作を重ねて、焼き方も向島の職人の方から伝授していただきました。ひとつひとつ模様をつけてく「天然物」の「革鯛焼き」が、ついに仕上がってきました。

      100%ベジタブルタンニンのヌメ革ですので、使い込むほどに、美味しそうな焼き色へと育っていきます^^
    • 革は、通常中央部分を「鞄」や「ベルト」等、強度が必要なアイテム用。端っこの部分は「ポーチ」や「アクセサリー」等に使用する事が多いのですが、今回は、いろいろな部位の勉強を兼ねて、鯛焼きポーチを制作する際に、豚革1枚を使用しました。

      革の中央部分の鯛焼きは「しっかり」していて、端にいくにつれ「ふっくら」とした質感となりました。

      「しっかり」鯛焼きは、肌のキメも細かく優秀な鯛焼きポーチ。「ふっくら」鯛焼きは、繊維がほぐれている分、柔らかくて個性のある鯛焼きとなりました。
    • 今回のリワードでは、「本革鯛焼き一匹」の他、「革の部位での、質感の違い」や、また「オリジナルの布素材と、新たな革素材」のものを、楽しんでいただける様に、「しっかり & ふっくら二匹セット」/「布 & 本革二匹セット」をご用意しました^^
    • アイテムを優しさで包む

    • アイテムは、「やさしい革の約束™」カードを添えて、「おたとう」パッケージに入れてのお届けとなります。

      「おたとう」は、製作時に出る布や革のハギレをコラージュして作っています。ハギレも可愛くて、本当は捨てたくない。制作終わりの5分、10分を利用して、コラージュして溜めてあるものを、「おたとう」として使用しています。

      一つ一つ、違うパッケージとなりますが、楽しんでいただけたら嬉しいです^^
    • 最後に

    • 企画への想い

    • 今年は、世界中の方々が、生活スタイルを変えざるをえない状況です。

      私自身もいろいろな不安とともに、試行錯誤しながら歩んでおりますが、数年後に振り返って、良い意味でも、記憶に残る年になれば良い。との思いから、思い切って挑戦したプロジェクトです。

      リワードで集まった金額は、「やさしい革™の約束」のロゴ使用料や、抜き型、革材料材、次回の新作作りの費用にすることで、革業界に(ほんのちょっぴりですが、、、)貢献できたら、と思います。
    • 支援者の方へのメッセージ

    • 「刻/兎馬」として制作していたアイテムを、ご愛用くださっている方々。
      また、「山ナ鞄」としてお披露目した、これらの作品にお目を留めてくださる方々へ。
      皆様の何気ない日常に、勝手ながら、これからも長く「ほっこりであたたか」を、お届けさせていただけたら、とても嬉しく思います。

      最後まで、長い文章を読んでくださり、有難うございます。

      どうぞよろしくお願いします。
  • 新着情報

    新着情報はありません。
  • コメント
      コメントはありません。

出品者のプロフィール

山ナ鞄

山ナ鞄

ジュエリー制作から始まり、布小物。そして今回から革素材で、日本の食べ物モチーフを作っています。きっかけは、東日本大震災時に、全財産と住む場所が、数ヶ月無い状態を過ごした経験からです。なんとか日本にたどり着いて、食べたおにぎりは、なんとも言えず、温かく優しい味でした。穀物ジュエリー、おにぎり入れ、和菓子ポーチなど。素材は様々ですが、あのおにぎりのような、ほっこりであたたかな、御守りのようなものを、ずっと作っていけたらと思っています。
商品
FAQ・ヘルプ

商品一覧

特定商取引法に基づく表示

    販売業者
    山ナ鞄

    所在地
    東京都葛飾区東立石4−32−13

    連絡先
    電話:03-3696-6686
    メール:mail@coqu-maho.com

    販売責任者
    山中 真穂

    販売価格
    各プロジェクトページの「リワード代金」をご覧ください。価格は税込です。

    商品代金以外に必要な料金
    なし

    お支払い方法
    クレジットカードによりお支払いいただけます。

    お支払い時期
    商品購入時に決済します。

    商品(リワード記載内容)のお引渡し時期
    商品の引渡し時期またはサービスの提供時期は、各プロジェクトページの記載をご確認ください。

    キャンセルの可否と条件
    キャンセルはできません。
    決済完了後の返金は一切できません。