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盆栽やすについて
- はじめまして。盆栽やすと申します。
盆栽歴は45年になります。
自然豊かな山里で常時7000鉢ほど生産管理しています。 -
- 種から育てたり、挿し木をしたりして、一からコツコツ生産しております。幼木に針金をかけて、一つ一つ表情が違う作品を作りだしています。年月をかけて大切に育てた盆栽は、たくさんの盆栽家に支持されています。
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- やす自身、盆栽が魅せる日々の表情に元気づけられて、盆栽づくりに生きがいを感じております。そんな盆栽を、たくさんの人に伝えたいという野望を抱き、模索しておりました。
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- そんな中、孫娘からネット販売を提案され、Creemaに出品させていただくようになりました。Creemaでの活動は5年ほどになりますが、その間たくさんの人の温かいお言葉に支えられ、今まで精進してまいりました。
本当にありがとうございます。 -
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二代目について
- 私の盆栽づくりを手伝っていた孫娘が、昨年より本格的に盆栽やす二代目として修業をはじめ、『樹と花と』という屋号で活動をしています。
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- 伝統の盆栽づくりだけではなく、手のひらに乗る愛らしい自作の手びねりの鉢にバランスよく樹木を植えつけた作品を制作しています。
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- まだまだ、うまくいかないことも多いようです。例えば、盆栽の針金かけは、思い描いた形に曲げることができず、何度もやり直して枝を折ってしまうことがありました。鉢づくりでは、釉薬の発色がイメージと違っていて作り直すこともありました。しかし失敗から学び、成功を喜びとして、生き生きと活動しています。ただ、夏の日焼けと冬の乾燥は辛いようです。
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- 私自身、二代目の感性によい刺激をうけております。こんなすばらしい盆栽の文化を幅広い世代の人に知ってもらいたい、季節で変わる表情を楽しんでもらいたいと思っていました。
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クラウドファンディングについて
- そんな中、Creemaの担当の方から、クラウドファンディングのお声をかけていただき、二代目と相談して挑戦してみることにしました。
クラウドファンディングで皆さんに伝えていきたいことは何だろうと考え、大事にしたいことをあげてみました。
1.盆栽好きの人にもはじめての人にも受け入れられること。
2.盆栽づくりの楽しさを味わえること。
3.盆栽のすばらしさ・奥深さを知っていただくこと。
と考えました。
そこで、『盆栽やす』×『樹と花と』の2つの力を合わせて、クラウドファンディング限定作品を作りました。
まず一つ目は やす自慢の長寿梅の盆栽です。 -
- 梅とありますが、実はボケの仲間で春と秋に咲く四季咲きです。はじめての方にも育てやすい盆栽です。縁起がよい樹で贈り物にも人気があります。伝統の本格的な盆栽です。
二つ目は 『樹と花と』の手びねり鉢とそれに合った素材の樹木、赤玉土、針金、鉢底ネットをセットにした盆栽制作キットです。 -
- ※別にペンチ、ハサミが必要です。
長寿梅と盆栽制作キットの二つをセットして、お求めやすい価格で提供させていただきます。長寿梅の育て方と、盆栽の植え方の説明書をお付けいたしますので、ご安心ください。
盆栽やすの長寿梅が赤花の場合、素材の樹木は長寿梅の白花。
盆栽やすの長寿梅が白花の場合、素材の樹木は長寿梅の赤花をお付けいたします。
紅白でお持ちいただくと、なお縁起がよいですよ。
盆栽と手びねりの鉢は同じものはありません。こちら選ばさせていただいたものをお届けいたします。一つ一つ心を込めて制作していますので、どんなものが届くか楽しみにしていてください。 -
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盆栽の楽しみ方について
- 私たち日本人は、昔から四季の変化を生活文化のなかに取り入れ、楽しんできました。しかし、現代の生活では、その文化が忘れられているように感じます。
毎日、盆栽のお世話をすることで、盆栽が魅せる小さな変化を感じ、季節の移ろいを実感できます。また、盆栽は地に植えれば大きく成長する樹木を、小さな鉢で育て、年月をかけて好みの樹形に近づけていきます。
手入れをするたびにどんどん愛着がわいてきます。
小さな姿でも花や実をつけたり、紅葉を楽しむものもあります。
まさに手のひらに乗る大樹です。
小さな鉢でけなげに成長していく様子を実感してみませんか。
なにげなく過ごしていた日常に、潤いや癒しを与えてくれますよ。 -
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最後に
- 最後になりましたが、日本の伝統文化である盆栽が、日本ではあまり広まっておらず、海外では人気があります。このままでは盆栽の文化が、日本で廃れてしまうのではないかと危惧しております。この活動が、盆栽文化の普及に、少しでも繋がれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。