-
ごあいさつ
- こんにちは、けせら工房の松岡茉莉花です。ご覧いただきありがとうございます!
構想から約5年の時を経て、丹波篠山の自然豊かな場所でこのプロジェクトを
スタートさせることになりました。 - 私たちの生活で使っているものは
「どこで、誰が、どんな想いで、何を使って、どうやって作っているか」
わからないものがほとんどです。
もし、その全てを一から作ることができる所があったら?
作れなくても使う時に、作った人や作る風景、過程が目に浮かんだとしたら?
なんだか心がワクワク、ぽかぽかしてきませんか?
けせら工房ではそんなワクワクする場所=衣食住の基礎が学べる場所を作り始めることにしました。まずはその第一歩となる「染色の森」を一緒に作りませんか?
どうぞよろしくお願いいたします。 -
- ▲ 染色の森ができる場所 ▲
十数年放棄された山林と空き家を整備するところから始まります -
- ▲ 草木で染めた刺し子糸たち ▲
ゆくゆくは染色の森から採取した植物でこの色を染めることが目標です -
わたしたちのこと
- 私たちは大阪府出身。
2009年、結婚を機に大阪の田舎へ移り住み、「けせら畑・工房」という屋号で農業を営んできました。2人の子供を授かり、今は4人家族で田舎暮らしを楽しんでいます。3年前に長男が通うフリースクールのある丹波篠山に移住して農業は卒業。 現在、松岡大輔は「けせら暮らし」、松岡茉莉花は「けせら工房」として、それぞれ衣食住を手作りする楽しさを伝える活動をしています。 -
- ▲ 長男撮影 長野県にて ▲
-
けせら暮らしとけせら工房
-
- 【けせら暮らし】 松岡大輔
大阪能勢町で10年間、無農薬・無化学肥料での野菜作りをしていました。5年ほどの下積みを経て2020年からお醤油の搾り師、家庭菜園を広める庭師として「けせら暮らし」をスタート。「食」だけでなく衣食住の基礎が学べる場所がこれからの私たちの暮らし、子どもたちのためにも必要だと感じ、縁のあった丹波篠山市に拠点を移して、これから衣食住を森作りから手作りしていきます。
このプロジェクトでは「染色の森」のデザイン、施工、管理維持を担当します。 -
- ▲ 木製の搾り舟から流れる生醤油 ▲
- 【けせら工房】 松岡茉莉花
2019年11月にOpenした、草木染めと竹かごのお店。
糸や布など手芸の素材を藍や草木で染めたり、竹かごを編んでいます。
綿や藍を育てて、糸を紡ぎ、染めて、織って、布にする、、、
「衣」を手作りするワークショップ「わたんぼ」や
竹林から竹を切り出すところから竹かごを編むサークル「竹部」を主宰しています。
このプロジェクトでは企画、リターンの制作、
染色の森に植える染色可能な草花、木々のコーディネート、
草木染めワークショップの講師を担当します。 -
- ▲ けせら工房のお店は染色の森から車で5分 ▲
-
染色の森について
-
場所はどこ?
-
- 「染色の森」を作る場所は
兵庫県丹波篠山市の「奥原山」というところ
染色の森の山を越すと京都府南丹市に入る、丹波篠山の東の端っこに位置します。
神戸、大阪から車で片道1時間程度でアクセスすることができる、
自然豊かな地域です。 -
染色の森ってどんな森?
-
- 「染色の森」とは草木染めと自然とが循環する森です
草木染めの原料になる木を植え→育て→採取して→染めて→森に還す
その全ての工程を月に2回くらいのペースで
皆様に参加していただけるように活動して進めていきます
染色の森を作る過程の中には
果実を収穫して食べたり、剪定した枝を加工してスプーンを作ったり、、、
染色に利用する意外にも衣食住に取り入れることも
どんどんプログラムしていきます -
-
大切にしたいこと
- 染色の森を作り、使い、暮らしに取り入れていく中で
一番大切にしていきたいことは
染色をした後にでる残渣(色を抽出したあとの草木のガラ)や
木を加工したりした後に出る木屑などは堆肥にして森に還し
自然になるべく負荷をかけずに使う
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
楽しみながら使った分以上のものを自然に還すこと
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このことは
ずーっと忘れずに
活動していきたいと思っています -
- ▲ カエルさんも大切な森の循環の一部 ▲
-
どんなことができるの?
- リターンの
5月29・30日の木を植える日からスタートして
6月 丹波黒豆の種まき/葛の葉染め
7月 小川作り/季節の野草染め/風の草刈り
8月 藍の生葉染め/柿渋作り
9月 季節の野草染め/こぶな草収穫/藍の葉収穫
10月 栗・ソヨゴ染め/黒枝豆収穫と葉染め
11月 木の実染め/落ち葉集め・堆肥作り/竹林整備
12月 桜染め/竹炭焼き/黒豆収穫/つるかご編み
1月 梅染め/茜染め
2月 ビワの葉染め
・
・
・
と毎月、染色の森で楽しむプログラムを作ります
※このプログラムは予定です。開催内容は変更する場合もあります。
草木染めの日を始め、風の草刈りや、堆肥作りなどの森を育てる日や
森のつるを使ったかご編みワークショップなど
染色で楽しむ以外にも
自然豊かな森で癒されてもよし
栽培のノウハウを学びにきてもよし
どの日に参加したいか、何に興味があるかで
それぞれ皆様のペースで染色の森へお越しいただき
いろんなことを体験し、暮らしに取り入れていただけます -
-
染色とは?
- けせら工房の手仕事の一つ、「染色」
それは、布・糸などの繊維に染料や色素をしみ込ませて着色することです。
インド藍や、西洋アカネ、ログウッドなど
輸入の染料を使ったりすることもありますが
染色の森ができたら、その森から採取した草木だけで
染めていきたいと思っています
身近なもので染めたものは自然にも負荷が少なく
身につけていても安心感があり、心地良いものになります
その心地良さを実際に染めたり、身につけたりして感じていただきたいと思っています
このプロジェクトを進め、全ての色を「染色の森」から採取した植物で染めること、
その楽しさや豊かさをみんなと共有することも
私の人生の目標の一つです -
-
資金の使い方
- ご支援いただいた資金は
森をつくるために必要なもの、皆様にお越しいただくために必要な設備、
下の図の「つくる」部分の費用の一部になります
不足部分は自己負担して
時間はかかると思いますが「染色の森」を完成させていきます -
-
Why?
- なぜ、このプロジェクトを始めようと思ったのか、、、
それは、
「私たちの暮らしは自然と繋がっている」
「人は自然なしでは生きることができない」
「私たちの暮らしが私たちの暮らしを作っている」
このことを多くの人に感じてもらいたかったから -
- 食べているものが自然と繋がっていることは簡単に想像できるけれど、
自分の衣食住の全てが自然と繋がっていて、それぞれどう繋がり影響し合っているかは
答えることができない、、、。
例えば、
手を洗ったり、お料理に使う水も最終的に海に流れてる。
そして、海の魚を食べて私たちの身体に戻ってきたり、
雨になって山や田畑の植物が育ち、
それを食べたり加工して使ったりする。
食べ物だけじゃなくって、川の上流、
山での出来事は当然下流の暮らしにも影響するし、
下流の街にビルが立ち並び、土や緑、動植物がなくなることも
上流の山に、実は影響している。
土砂災害や、山の木々の病気、農作物の不作など、
私たちの暮らしの影響が周りに回って私たちの暮らしに戻ってきている。
そんなこと、言われても、、、と思うかもしれない。
ただただ漠然と考えてもどうしていいかわからないから、
私たちの今まで積み重ねてきたノウハウやこのプロジェクトは
やりがいのあることだと思いました。
このプロジェクトの真意は、
上流(田舎)の暮らし(自然)と下流(都会)の暮らし(自然)を互いに知り合い、
良いところ、悪いところを見つめあって、今の自分の衣食住を知ってもらうこと。
そこから先はそれぞれが自分で考えて選択し、自然を意識しながら暮らしていく。
それが提案できるのは、大阪の都会で育ち、田舎で子育てをしている
双方の暮らしを知っている私たちにしかできないことではないのかな?
と思ったのがこのプロジェクトを始めるきっかけです。 -
-
リターンについて
-
- 私は手作りが大好きです
なんでも作れるものなら作ってみたい!
そんな私の好奇心から草木染めや竹細工などの手仕事が始まり
職人さんに弟子入りしたり、独学でただひたすら色んな方法を試してみたり、、、
そんな学び?趣味?で楽しんでいた私の手仕事をお裾分けする形で
けせら工房の商品が生まれてきました
そして
土に触れる 風にあたる 緑をみる
自然の色を 見る 纏う 使う
五感から幸せを感じ笑顔になる
この感覚を田舎にいても、都会にいても感じてもらいたい、、、
そんな想いも込めて
リターンの商品も生まれています
ワクワクするものをぜひ選んでご支援いただければ嬉しいです! -
リターン商品のご紹介
-
① 染色の森 オリジナルエコトートバッグ
-
- イラストレーターの間芝勇輔さんと川瀬知代さんデザインの
「染色の森」のロゴと文字が印刷されたオリジナルのトートバッグです。
1年間何回でも使える10%OFFの特典付き -
② 藍染のマスク
-
- 藍で丁寧に染めたコットンマスクです。
【表▶︎綿さらし/裏▶︎ダブルガーゼ】なので通気性も良く、お肌にも優しい
けせら工房のこだわりがたっぷり詰まったマスクです。 -
③【福箱】刺し子糸セットと草木染めハギレのセット
- けせら工房のCreemaで大人気の草木染めの刺し子糸とハギレ
約40色くらいの中からおまかせでセットにして木箱に入れてお届けします -
-
-
④ 草木染めのパッチワーク 風呂敷とオーダーカーテン
- 一色で仕上げたパッチワークの風呂敷は
藍、茜、小鮒草の青、赤、黄の3種類から選んでいただけます
壁に飾ったり、小物を包んだり、赤ちゃんのおくるみにも最適です -
-
草木染めの布を使ったパッチワークのオーダーカーテンは
サイズはもちろん、色味やイメージを伝えていただき
完全オーダーメイドでお作りいたします -
-
⑤ 【染色の森キット】おうちで藍を育てて染めてみよう!
- お庭やベランダで 藍を育てて、生葉でストールを染めるキットです
おうちで染色の森を楽しめます -
-
⑥ 【染色の森を作る】木を植えよう
- 染色の森プロジェクトのスタートイベントの参加券です
一緒に染色の森に木を植えませんか? -
-
⑦ 【染色の森を育てる】栽培から染めまでを楽しむ会員券
- 染色の森で育てた植物を使って草木染めを楽しむ1年間のワークショップです
染色の森を作りながら、森で採取した植物で布や服など日常で使うものを染めて、
使ったあとの残渣を堆肥にしてまた森に還す
「染色の森」をたっぷり堪能できます -
-
包装は草木染めの巾着
-
- このクラウドファンディング限定特典として
リターン商品は全て草木染めの巾着で包んでいます
草木染めの余り染料で染めています
どんな色が届くかはお楽しみです♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
けせら工房では
*「ゼロ・ウェイスト」をできることから実践していきたいと思っています
なるべく、プラスチックや紙を使用せずにお届けしたいと思い、
余った染料で染めた、エココットン生地の巾着で包むことにしました
*ゼロ・ウェイストとは、、、無駄・ごみ・浪費をなくすという意味。出てきた廃棄物をどう処理するかではなく、そもそもゴミを生み出さないようにしようという考え方です。 -
-
最後に、、、
-
- 最後まで私たちの想いを読んでくださり、ありがとうございます(^^)
けせら工房の草木染めのモノたちを暮らしに取り入れたり、染色の森まで足を運んでくれたり、庭やベランダで草木染めを一から楽しんだり、、、。この企画で応援していただいたものは全て染色の森を通じて自然と循環していきます。「衣食住」を一から楽しみながら自然との暮らしを考えるきっかけになりますように、、、。
どうぞよろしくお願いいたします。
けせら暮らし・けせら工房 松岡家一同 -
活動の様子を見れるところ
- 少しづつですが
染色の森のことを
発信していきたいと思っています
良ければフォローよろしくお願いいたします