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・・・ごあいさつ・・・
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- こんにちは。
このページをご覧いただきまして、本当にありがとうございます。
何にでも顔をつけちゃう作家の、ととまいです。
「ととー」と「まいく」の二人組で活動しているので、「ととまい」です。
ととまい、として活動を始めたのは2019年3月からですが、同じ大学の芸術学部で出会い4年間を共に過ごした10年来の友人同士で、「手に取るだけで、思わずにこっとなるような」ものづくりをしています。 -
- 今までに、パンやおやつ、アルファベットや数字など、さまざまなものに顔をつけた作品を作ってきました。
一見すると無機質なものでも、顔をつければ一気に愛着のわく存在になります。
そこにかわいさを見出したととまいが、2020年最後に顔をつけるのは、「青果たち」。 -
怒涛の2020年を振り返ると、いつもと変わらなかったのは青果たちだった。
- 2020年を振り返ってみました。
どうしても、新型コロナウイルスによる生活への影響を抜きにしては語れません。
外出の自粛に始まり、マスクの着用や休校、人の集まるイベントの中止など日常の「あたりまえ」がみるみるうちに変化していった1年でした。
そんな不安や焦りでいっぱいだった日々の中で、唯一足を運んだのがスーパーマーケットだった、という方は多かったのではないでしょうか。
私たちの生活に欠かせない存在であるスーパーマーケット。
その入口で私たちを待ち構えてくれていたのは、いつだって「青果」(野菜・果物)たちでした。 -
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いつもと変わらず旬を告げてくれた。
- よくよく思い出してみると、ちょうど緊急事態宣言が出された4月ころには新玉ねぎ。
夏にはみずみずしいトマトやきゅうり、ししとうなどの夏野菜やスイカ。
そして9月には秋の代名詞といってもいい、色鮮やかな柿やぶどうがスーパーの入り口でいつもどおり、私たちを出迎えてくれました。
未だに先の見えないトンネルのようなコロナ禍でも、青果たちはいつもと変わらず旬を私たちに伝えてくれて、意外なところで季節を味わせてくれたことに気づいたのです。
2020年を振り返って、こういった青果たちの存在が意外と私たちの心の支えになっていたことに気づき、心の底からじわじわと感謝の気持ちがわいてきました。
そして、今回のプロジェクトのテーマがはっきりと決まりました。
どんな状況でもいつもと変わらず「旬を告げてくれた青果たち」の力強さと感謝を形にしよう。と。 -
青果たちのいろいろな思い出。
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- 新型コロナウイルスの影響を一時的に受けた青果たちがあったことも記憶に新しいです。
たとえば、バナナ。輸入の停滞に加え、いわゆる「巣ごもり需要」で一時的に入荷待ちとなって店頭に並んでいないことがありました。
にんじんや大根が、春から初夏ごろまで、いつもの倍ほどの値段だったことも忘れられません。最初の頃は面食らって、買わずに我慢しようと思ったこともありましたが、次第に慣れてきて買うようになりました。
今回の制作にあたって、こういったことも今年の貴重な経験として、作品に残したいと思いました。 -
制作するにあたって
- なるべく本物をスケッチしてからイラストを描くのがととまいのスタイルです。
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- 今回のプロジェクトのために、ほんもののりんごを見ながら描いた下書きです。
また、普段から野菜のみずみずしさに魅了されて野菜や果物の写真を撮っているのですが、今回の制作で大いに役立ちました。
次の写真たちはすべて2020年の春夏に撮ったものです。 -
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- 青果のみずみずしい様子が伝わると幸いです。
春夏の青果に関しては、これらの写真をもとに。秋の味覚は本物を見ながらイラストを22個描き、それらすべてにととまいのテイストである、にっこりとした「顔」をつけました。 -
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クラウドファンディングの目的とリターンについて
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クラウドファンディングに挑戦する目的
- ととまいとして2020年を振り返ったとき、定期的に二人で楽しんでいたお出かけもできず、予定していたイベントへも出店できず、いいことづくめとはとても言えなかった1年でした。
そんなはずだけれど、それでもなんとか、日々にちいさな活力を見出してここまで過ごしてこられたよね、その「ちいさな活力」ってなんなのだろうねと二人で話したことがありました。
私たちは、そのひとつが、野菜や果物のくれたパワーだったのではないかと思いました。
そこで、今年の集大成として、「旬を告げてくれた青果」をテーマに作品作りをすることに決めたのです。
このように1つのテーマを掘り下げて数種類の作品を作るのは初めてで、発表の場を、普段からお世話になっている大好きなCreemaで出来たらいいなと考えました。
そこで今回Creema Springsという場所で、クラウドファンディングという形で作品を発表することになりました。
ハンドメイド作品が好きで、かつ今このととまいのCreema Springsのページをご覧いただいているあなたに、1年を振り返りながらこの青果の存在の力強さをお届けしたいです。 -
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リターンについて
- ふだんCreemaで販売しているととまいの作品は、スタンプやシールなどの文房具と、トートバッグ、それからキーホルダーなどの雑貨が中心です。手帳などの紙もの好きさんや、顔のついた雑貨が好きなみなさまに多く愛されております。
そんなととまいらしさいっぱいのリターンをご用意いたしました。 -
リターンへのこだわり
- 今回はコロナ禍の2020年にひしひしと感じた「国内生産」を最重要視した作品づくりをしました。
この新型コロナウイルスが世の中に与えた影響をかんがみて、今回のプロジェクトではすべての作品を、信頼できる日本の工場にお願いしました。
微力ながらでも国内の工場を応援したいということ。言うまでもなく素晴らしい品質のものにつけるデザインを昼夜考えて、このプロジェクトのために22のイラストを描きおろし、また、ととまいとしては樹脂粘土やフエルトでマスコットをつくりました。 -
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・・・リターンのご紹介・・・
- ぜんぶで8つのリターンをご用意いたしました。
あなたのお気に入りのものがみつかりますように! -
旬を告げる青果たち マスキングテープ
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- 季節の移り変わりを教えてくれた青果たちのマスキングテープです。
顔のついた野菜や果物を22種類、レインボーカラーに並べました。
ひとつひとつ切り離して使ってもかわいいですし、長く伸ばしてレインボーカラーを見せてもかわいいです。
マスキングテープといえば知らない人はいない、「mt」でおなじみのカモ井加工紙製ですので、高品質できれいな発色です。白い背景なので、白地のノートや手帳用紙にきれいになじみます。 -
旬を告げる青果たち レターセット
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- 青果たちをレターセットいっぱいにデザインしました。
高知県にある工場で、職人さんの手によって丁寧に作っていただきました。
大切な人に会えなかった一年だった方も多いかもしれません。カラフルで明るい色のびんせんに、お手紙をしたためてみるのはいかがでしょう。 積もる話を書きたい方のために、便箋は少し多めにお入れしています。
さらに、書いたらすぐにお手紙を出せるように、封筒と、このプロジェクトのためにご用意した、ととまいオリジナルデザインの切手(84円)も2枚お付けしました。
ととまいの二人はかねてから文通を楽しんでいるので、これを機に文字を書くたのしみをもっと多くの方に味わっていただけると嬉しいです。 -
旬を告げる青果たち スタンプセット
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- にっこり顔のついた青果たちのスタンプです。
今回のプロジェクトのために描き下ろした22種類の青果たちの中から16個を選びました。
ぽんぽんと捺すだけで、ノートや手帳がとってもかわいくなります。
ととまいおなじみのマッチ箱形式の収納箱にお入れしてお届けします。
顔のついた野菜や果物のスタンプで、ノートや手帳、そしてお手紙がもっとかわいくなります! -
- 感謝の気持ちとともに。
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旬を告げる青果たち 紙ものセット
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- 紙ものが大好き!という方のために、今回のプロジェクトのリターンである、マスキングテープ・レターセット・スタンプをセットにいたしました。
このセット限定で、青果たちのオリジナルフレークシールをおつけした、特別なセットです。
紙もの好きのみなさまに、たっぷりと青果たちを楽しんでいただけますように。 -
ととぴよと、旬を告げる青果たちのバッグチャーム
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- ととまいのオリジナルキャラクターに、「ととぴよ」という30歳のひよこ(会社員)がいます。ととぴよもこのコロナ禍で、おうち時間を楽しんだり通勤スタイルを変えたりと生活が変化したひとり(1羽)ですので、今回のプロジェクトに参加してもらいました。
元気をくれるイエローのととぴよと、鮮やかな色の青果たち(りんご、みかん、なす)がコラボレーションしたバッグチャームです。
ととぴよは、とっても触り心地がいいので、気づいたらあなたもふにふにしていることでしょう。 -
旬を告げる青果たち トートバッグ
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- 旬を告げる青果たちが勢ぞろいしたトートバッグです。
レインボーカラーになるようにデザインしたので、遠くから見てもかわいいです。
A4サイズも楽々入る大容量。 お買い物の際のエコバッグとしても大活躍する、ととまいおすすめのトートバッグです。 -
旬を告げる青果たち トートバッグとバッグチャームのセット
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- 旬を告げる青果たちのトートバッグと、ととぴよバッグチャームのセットです。 鮮やかな色のととぴよバッグチャームが、トートバッグの白地に映えます。
遠くから見ても、近くで見ても、思わず元気になれそうなふたつの作品がセットになりました。 -
・・・おわりに・・・
- ここまでお読みいただきありがとうございます。大変感謝しております。
今回、初めて一つのテーマに対して思いや考えをここまで掘り下げて制作をいたしました。
いつも、ととまいが大切にしているのは、軽やかなコンセプトでものづくりをすることです。
「こうなってもらいたい」というよりは、「こうなったら素敵だな」という感じに。
2020年の振り返りというテーマでものづくりをすることになった時、ととまいの中で真っ先に浮かんだのは果物や野菜でした。みなさまは何を思い浮かべるでしょうか。
コロナ禍が楽しい思い出になることはないだろうし、いまの時点でもまだ不安はある生活ではあるけれど、にっこり笑顔がついたととまいの作品を手にして、あなたがにこっとなるひとときをお届けできましたら素敵だなと思っています。 -
- 少しでも早く、元通りの生活が送れますように。
2020.12.2
ととまい (ととー、まいく)