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このプロジェクトについて
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- 混沌とした現代において、「パブリックアート(公共芸術)」という手法を通して、未来を明るく照らすようなプロジェクトの実現を目指す『ENLIGHT(エンライト)2021』。クリーマが行うこの取り組みの一環として、学校法人岩崎学園様に協力を頂き、横浜駅直結の西口地下街の壁一面にパブリックアートを制作します。
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なぜ今、このプロジェクトの実現を目指すのか
- こんにちは、クリーマの大橋です。
クリーマの共同創業者であり、現在は東京ビッグサイトで行われるハンドメイドインジャパンや全国各地にあるCreema Storeなど、イベント事業や実店舗事業といったオフライン事業全体を統括をしています。
今回はクリーマと協力団体・協力企業の方々と共に、パブリックアートで未来を照らすプロジェクト”ENLIGHT2021”としてクラウドファンディングに挑戦します。
このプロジェクトに込める思いや、背景について、私からお伝えしたいと思います。 -
クリエイターと歩んできたクリーマ
- クリーマは創業以来、クリエイターと共に歩んできました。
ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」や、毎年東京ビッグサイトで行われるクリエイターの祭典・「ハンドメイドインジャパンフェス」、また最近では本プロジェクトも掲載されるクリエイターの応援に特化したクラウドファンディングサービス「Creema SPRINGS」など、クリエイターの力を信じ、クリエイターの活躍の場を拡げるための事業を10年に渡り展開してきました。 -
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不安定で混沌とした時代に、私たちができること
- 2020年、突然降ってわいたような新型コロナウイルスの脅威がわずか数ヶ月の間に世界を席巻し、暮らしや経済に大打撃を与えています。人々の生活は大きく変わり、新しい日常がはじまりました。
そんな中で私たちに何ができるのか……社内で毎日議論を繰り返す中で生まれたのが、クリエイターの方々の力を借りて「パブリックアート(公共芸術)」という手法で、未来を明るく照らすプロジェクトを実現できないだろうか?という案でした。 -
横浜にパブリックアートをつくりたい
- クリエイターの力で世の中を照らすようなパブリックアートをつくりたい。
それをどこで行うかを考えたときに、真っ先に横浜が思い浮かびました。行政や民間共にアートの振興に力を入れている都市であり、有名なアートイベントも多数実施されています。
そして、クリーマの創業者である丸林と私は横浜出身であり、私は今も横浜に住んでいます。クリーマでイベントや実店舗の事業を通じ、全国各地の町おこしや地方創生に取り組まれている方々とお話をさせていただく中で、私も自身が育ってきた場所のために何か貢献をしたいという想いが強くなってきていました。今回の取り組みで少しでも横浜に貢献が出来ればと思っています。 -
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沢山の方に見てもらえる場を。横浜駅直結の地下街を舞台に。
- 横浜での実施に向けて、制作場所を協力いただくための相談を多方面にしてまいりました。その際、今回の取り組みに共感いただいた岩崎学園様に横浜駅西口の駅直結の地下街の壁を制作場所としてご提供いただくこととなりました。
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ー夢を応援する場所になるためにー岩崎学園様からのメッセージ
- 1927年設立の学校法人岩崎学園は、専門学校7校と大学院大学を中心に、幼稚園から職業訓練、生涯学習まで幅広い教育活動を、横浜を拠点に展開しています。今回の壁画制作の舞台の一つであるギャラリー乙女通りは横浜駅西口から周辺施設へと続く地下道として、また本学園の横浜fカレッジに通うファッションや美容、ブライダルの世界を目指す若い学生たちの通学路として40年以上に渡り使用されてきました。今回のパブリックアートプロジェクトが、横浜駅西口地下街に新たなにぎわいを生み出すだけでなく、自分の夢を目指す若いクリエイターたちをアートとデザインの力で応援する場所になることを願っています。
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クリエイターの力で横浜の地下街から世の中を明るくする取り組みに
- クリエイターの力を信じ、共に歩んできたクリーマだからこそ、このようなときにクリエイターの方々と一緒に、クリーマらしい方法で社会に貢献できるような取り組みを行いたい。
今回のプロジェクトはまさに、その想いを体現できる企画だと思っています。
多くの人が訪れる横浜駅から直結の地下街をキャンバスに、アーティストが思い思いに描く作品で、世の中を明るく照らすことが出来る。そのような取り組みを目指します。 -
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アーティスト紹介
- 今回、ENLIGHT2021の制作アーティストとして120名の方が応募いただきました。その中から、厳正な審査を経て選定された横浜駅直結の地下街にてパブリックアートを描くアーティストを紹介いたします。
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akatin(あかころ)
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- 東京藝術大学 彫刻科卒業後、造形作家として活動する中で羊毛フェルトと出会う。「akatin」では日本人形の材料でもある桐の木の粉を糊で練って作る“桐塑”という素材で造形し日本画材で着彩した造形とフェルティングを組み合わせたフェルティング彫刻作品を制作、「あかころ」ではより身近に感じていただける可愛らしいフェルティング作品を制作。LUMINE meets ART AWARD2016でのルミネ賞などの入賞多数。国内外でのアートフェアや企画展示に参加して、作品を発表。
【本プロジェクトへの意気込み】
自身の作品の、フェルティングや立体造形などの要素を入れた新しい壁面作品を制作したいと思っています。
可能であれば制作のライブ配信も計画しております。
壁面に、「今、この時、この場所だからこその作品」を、私という制作者を通して「場所・時間・人」を超えて、皆さんを巻き込みながら完成させていきたいです。
完成する壁面作品はもちろん、その途中経過も含めて作品として楽しんでいただけるような制作がしたいと思っておりますので、よろしければ是非ご参加ください! -
坂東 工
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- 1977年生まれ。日本大学芸術学部を卒業後渡米。2005年マーティンスコセッシ監督作「ディパーテッド」、2006年クリントイーストウッド監督作「硫黄島からの手紙」にてハリウッドデビュー。帰国後、アーティスト活動を開始。初個展開催時、映画「真田十勇士」にて衣装製作を任される。またNHK大河ドラマ「西郷どん」にて渡辺謙の衣装製作を担当。2017年よりリアリティーショー「バチェラー・ジャパン」の司会を担当。2018年12月、株式会社MORIYAを創業。2019年6月オンラインギャラリー・iiwiiをスタート。新たな才能を発掘し、国内のみならずニューヨークでも展示会を開催。2020年9月「つながるピース(PEACE×PIECE)」プロジェクトとしてアートを通した新たなコミュニティを立ち上げている。2017年2月より「バチェラー・ジャパン 」「バチェロッテ・ジャパン」の司会進行役を務める。
【本プロジェクトへの意気込み】
人生初のパブリックアートにチャレンジさせていただきます。
通常、心も道具も準備しないで制作に進むのですが、今回は場所のエネルギーを存分に感じながらアートに昇華して参ります。さて、どんなものが出来上がるのか…。
ご期待ください。 -
福島 徹也
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- 日本でグラフィック・デザイナーとしての経験を積んだ後、デザイン、アートを学び直すために渡米。グラフィック・イラストレーションの学士号を取得。 卒業後、ニューヨークでアーティスト・アシスタントやフリーランス・デザイナーとして活動する。 2006年に渡英し、ビジュアルアートの修士号を取得。 2013年からは日本に拠点を移し、現在はデザイン、アートなど、様々な分野にて活動中。
【本プロジェクトへの意気込み】
作品のコンセプトやビジュアルに重点を置きながら、場所の持つ特異性、空気感も感じられる作品を制作いたします。実際の制作は岩崎学園の生徒に協力していただきながら作り上げる作品になリますので、その時、その場所でしか作り上げる事の出来ないものになる予定です。一時的ではなく、横浜駅のパブリック・アートとして浸透し、永く親しまれるような作品を目指しております。 -
資金の使い道
- みなさまから支援いただいた資金は、クリーマが責任を持ってプロジェクトの実施のために使わせていただきます。主な出資先は以下の通りになります。
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リターン提供資金
- みなさまの支援へのお返しとしてリターンをご用意させていただくため、また送料として使わせていただきます。
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アート制作費(アーティストへの報酬/環境整備費等)
- 制作アーティストへの報酬および制作場所の整備として使わせていただきます。
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人件費/各種経費
- 関係者の交通費・人件費など諸々の経費に使わせていただきます。
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リターンについて
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地域のパブリックアートがあなたのものに!ENLIGHT2021記念グッズ
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- 地域に作られるパブリックアートをグッズにしてお届け!参加アーティストによって実際に描かれた作品を地域ごと1つのデザインに落とし込みます。グッズの種類は、トートバッグ・Tシャツ・キャンバスアートの3種類。Tシャツはアーティストごとデザインが選択可能!デザインは届くまでのお楽しみです。
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地域ごとのプロジェクトアーティストによる、今回限りの特別なリターン
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- パブリックアートを描く各地域のアーティストたちが、今回のプロジェクトのために特別なリターンをご用意しました。
アーティストによってリターン内容が全く異なっているので、ほか地域のプロジェクトリターンもぜひご覧下さい! -
最後に
- 最後までお読みいただきありがとうございます。
新型コロナウイルス や災害により、現在も影響を受け、様々な問題に直面している方がいらっしゃると思います。そんな中、それらの問題解決に直結する訳ではない今回のパブリックアートプロジェクトに違和感を覚える方もいるかもしれません。
私たちは、長期的な影響が予想される今だからこそ、目の前の課題解決ではなく、アートという大きな力で、これから先の世の中がみんなにとって少しでもポジティブなものになることを願い、クリエイティブな活動をする全ての皆さまへの敬意を込めて、「ENLIGHT2021」を進めていきます。
このプロジェクトは、私たちにとって大きな挑戦です。日々クリエイターの皆さんと関わっている中で感じてきたこと、そして今改めて思う「アートには大きな力がある」ということ。クリーマとアーティストの皆さんと、このプロジェクトに共感してくださる皆さんで一緒に形にできたら、と思っています。
みなさまのご協力・ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。