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はじめまして
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ごあいさつ
- 新型コロナウイルスの感染症で被害を受けられた皆さま
自然災害で被害を受けられた皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。
はじめまして。ぬいぐるみブランド『mofu mofu』の作家かたやままゆみと申します。
動物モチーフをメインにアクリルファーやコットンなど、風合いのよい素材を使ったぬいぐるみを制作しています。見る角度によっていろいろな表情をみせてくれる、世界でたった一つのぬいぐるみを愛情込めて制作しています。
大変な状況ですが、mofu mofu のぬいぐるみやフォト絵本を通して、少しでも癒しにつながっていただけたらうれしく思います。 -
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ぬいぐるみと私
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ぬいぐるみは大切な存在
- 物心ついた頃からいつもぬいぐるみと一緒でした。寝るときも食事のときはもちろん、どこにお出かけするにも一緒でした。なかでもお気に入りだった‟くーちゃん”は首が一番持ちやすかったようで、まるで首長族のように・・・。
学校に入っても、どんどんお姉さんになっても、
ぬいぐるみ好きは変わることはありませんでした。
そして毎日のように「今日ね、○○ちゃんとケンカしちゃった。。どうしよう・・」
「ねぇねぇきいて!2組の○○くんと目が合っちゃた~!」なんてお話していました。
いつも変わらずやさしく受け止めてくれる、家族のような親友のような分身のような、大切な大切な存在。哀しみや傷をそっと癒して受け止めてくれる、うれしい出来事も共有してくれる、心のよりどころ。それがわたしにとってのぬいぐるみです。
今でもぬいぐるみに触れることで、当時の大切な記憶の扉を開いてくれます。 -
mofu mofu はこんな風に生まれた
- そんなぬいぐるみ好き歴長めなわたしでしたが、初めての就職先は銀行でした。
いろいろな担当を経験させていただく中で、自分はマイペースにできる裏方好きなんだと気がつきました。やがてもっとクリエイティブな仕事に就きたい!と思うようになり、あと先考えずに銀行をやめてしまいました。でも何ができるの、何がしたいの・・。
そして今思い出しても笑っちゃうほど迷走した自分探しがはじまりました。
紆余曲折ありつつ無事たどり着いたのが、幼い頃から大好きだったぬいぐるみでした。
運よく雇ってくださったぬいぐるみ会社で制作をひと通り経験。
そしてぬいぐるみメーカーに転職後、デザイナー職を通してぬいぐるみ制作に関わるノウハウをひと通り経験することができました。
そして次に目指したのは、オリジナルの製作でした。
退職し、念願のmofu mofuが誕生しました。 -
- ↑ 初作品は、はなみずくまでした
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作品づくりへの想い
- ブランドを立ち上げて十数年、今まで何千体というぬいぐるみを愛情たっぷりに作ってきました。
当初はぬいぐるみメーカーでの経験が影響し、新作を作る際、最初にコンセプトを考えるなど頭を使う作業から入っていました。こうじゃなきゃいけない!と、どんどん型にはめようとして息詰まることが多くなっていきました。
そしてある時、もっと自由に好き勝手やってみよう!そう決めてから楽しめるようになったと思います。
今はふっと湧いたアイデアが制作のはじまりです。
特に生地屋さんで素敵な生地を見つけたとき。生地を触りながら‟ふわ~っ”と作りたいコが湧いてきたら、もうワクワクがとまりません。
新作づくりは、いたずら書きのようなラフ画を描くこともありますが、自分の中にある漠然としたイメージからはじまることも多くあります。 -
- まず、生地棚から取り出した生地をあれこれ組み合わせて、イメージをさらに膨らませていきます。実はこれが一番わくわくする工程なのです。
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- そして型紙を一から起こしていき、縫製、棉詰め、仕上げと続いていきます。
この作業は理想通りのコに仕上がるまで続きます。試作が机にずらりと並ぶことも度々。
上手くいかないときは、一度冷却期間を置こうと数カ月ねかせることもあります。
仕上がったコが、思い描いたコからかけ離れることももちろんありますが、そのコにわたし自身‟キュン”ときたら、そのコは完成なのです。
また、強いこだわりを持っているのは、ぬいぐるみの目です。
白地に黒やブルーの貼り目が特徴のモフっこ(mofu mofuの作品)。
全て手で細かくカットしているので、仕上げの中でも一番時間をかけています。
量産品にはない、左右で微妙に異なるカットが、そのコの個性や愛嬌につながると思っています。
そして目が付いた瞬間、命が‟ふわっ”と宿るのです。 -
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モフっこの特徴
- mofu mofu のぬいぐるみを手にされた方からいただく声があります。
「手触りがいい」
「抱き心地がしっかりしている」
作品の特徴のひとつに風合いのよい素材があります。
mofu mofu のブランド名には「毛布毛布」という想いものせていて、素材選びは楽しくこだわりの詰まった作業になります。
ぬいぐるみをお迎えくださった方には、たくさん触って抱きしめて、相棒と暮らすような感覚になっていただけたらと思っているんです。
ですので、ちょっとしたことではくったりしないように、しっかり綿を詰めています。 -
- 綿はシリコンコーティングが施されたポリエステルの国産粒綿を使用しています。軽くてほどよいクッション性と弾力性があるため、ぬいぐるみを抱きしめてもへたれにくく、きれいな形を保ちます。また、粒綿は詰めやすく細部にまで綿が届くため、仕上がりがとてもきれいです。
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「目が合いそうで合わないわね」ときどきそんなお声をいただきます。わたしも作りながらそう思います。このコたち何考えているのかな?そんな表情が、手にされた方の想いをのせやすいのかなと思ったりもします。
皆さまとmofu mofu のぬいぐるみが一緒に、この先たくさんの物語を紡いでくださったら、こんなにうれしいことはありません。 -
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今回のプロジェクトについて
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プロジェクトのきっかけ
- イベントやポップアップショップの機会が増え、お客様と接することが多くなりました。
そんな中、ブランド立ち上げ当初のなつかしいモフっこを今でも大切にしてくださっている方にお会いして、感激することが度々あります。 - 大切そうにバッグにモフっこをしのばせてお連れくださったり
一緒に暮らすモフっこの元気な姿を画像越しに見せてくださったり
一緒に旅行されている様子を写真にまとめてプレゼントしてくださったり
初期の頃の作品と今のコの表情の違いを語ってくださったり・・・
あ~長く続けてきてよかったな、としみじみ思います。ぬいぐるみたちはこんなにも愛されているんだ、必要とされているんだ、そう思うと胸がじーんとします。
こんなにも大事にしてくださる方々にもっと楽しんでいただきたい!と考えていた時に
Creema様より今回の企画のお話をいただきました。 -
- ↑ 近年の出店の様子
(2019HMJ、西武東戸塚店ポップアップ、西武渋谷店ポップアップ) -
フォト絵本で大人を癒したい、恩返しがしたい
- もしかしたら、以前からずーと心の中にあった、ちょっとほっこりする大人にも楽しんでいただける絵本を作れるかもしれない!!!ぜひプロジェクトに参加させていただきたいと、わくわくする日々が始まりました。
わたし自身、大人になってから出会った絵本に救われたことが何度もありました。
気分がすぐれない時でも、本を開くと一瞬で別の世界に連れて行ってくれて、少し気持ちを戻してくれたものでした。この頃から漠然とですが、ちょっとほっこりする大人にも楽しんでいただける絵本を、mofu mofuのぬいぐるみたちで作りたい、そんな想いがずーっと心の中にあったように思います。
mofu mofu が誕生して以来、いろいろなキャラクターが生まれました。
これから制作する写真絵本では、今お届けしているコはもちろんですが、昔のコも復刻版として登場させたいと思っています。かなりの数のモフっこがいて、絵本への登場権をめぐって争奪戦になりそうですが・・ぬいぐるみたちと相談しながら穏便に進めたいと思います。 -
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- ↑ 過去のモフっこのご紹介
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わたし自身絵本に求めていた、ちょっとひと呼吸おきたい時、クスっと元気をもらいたい時、本の中のキャラクターに会いたい時など、それぞれのタイミングや気分で、いつでも手に取っていただけるように、15センチ四方くらいのサイズで考えています。
また、表紙はハードカバーにして、たくさんご愛用いただきたいと思っています。 -
- 出版社はパレードブックス様にお願いする予定です。
画像は、パレードブックス様のご厚意でお作りくださった表紙カバーです。表紙があると、お客様がよりイメージしやすいのではと、契約前にもかかわらずご提案いただました。
mofu mofu らしい画像と共にタイトルと帯の文章をお渡ししすると、まるで本屋さんに並んでいるような素敵な表紙に仕上がってきました!ただ、こちらは仮の表紙となりますので、本番は内容に添った画像を選んで決める予定です。 -
絵本の構成と登場するコが決まったら、ぬいぐるみを制作して撮影に入ります。
撮影技術は素人ですが、ぬいぐるみの魅せ方には自信があります!
過去に撮影した素敵な画像も、絵本に取り入れたいと思っています。
ぬいぐるみの画像に‟メッセージを添えた”
読み手の方に寄り添った、優しいフォト絵本にしたいと思っています。
どんな絵本に仕上がるのか、一緒に楽しみにしていただけたらうれしく思います。 -
資金の使い道について
- 皆さまからいただいたご支援金は、絵本製作費に充てさせたいただきたいと思っています。
製作の進捗状況などは、わたしのHPやSNSで随時ご報告させていただきます。
(各SNSへのリンクはプロフィールに記載)
これからも楽しんでいただけるように、ご支援は大切に使わせていただきます。 -
お届けするリターンについて
- リターン品は、目標額を達成した後、
仕上がったフォト絵本とmofu mofuのぬいぐるみをお届けする予定です。 - 応援いただくことへの感謝の気持ちを込めて、ぬいぐるみの多くは通常の価格より安く設定しています。
また、全て送料込みの価格となっています。 -
写真絵本
- 直筆のメッセージを記入させていただいた、シリアルナンバー入りの写真絵本となります。
また、thanksとして絵本にご支援者のお名前(本名でなくても可※但し、公序良俗に反さないもの)を記載いたします。
絵本の中の画像をポストカードにして3枚お届けします。どのシーンが届くかはおまかせください。
また、フォト絵本製作の完成には、出版社に依頼してから3~4ケ月かかります。
年内のお届けを目指していますが、進捗状況によっては年をまたぐ可能性がございます。予めご了承くださいませ。 -
ぬいぐるみ
- 今回ご用意したぬいぐるみは、ページ内にたくさん登場しています!
人気の寝そべりシリーズやでっぷりねこの他にも、Creema初登場の指人形もいます。
指人形はシャチハタのカバーとしても楽しんでいただけます。 - また、mofu mofu 初となるオーダーメイドもご用意しました。
お好きなモフっこ1点をご希望に添った形でお作りします。詳しくは詳細ボタンよりご覧ください。 -
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おわりに
- 最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
ただただぬいぐるみが好きという気持ちだけで、ここまでやってこれました。
それなりに長いことやってまいりましたが、今でもスタート地点にいるような気持ちで、日々ぬいぐるみを作っています。
今回のプロジェクトは、今までの感謝の気持ちを形にする機会をいただいたと思っています。
イベントなどで、ぬいぐるみと目線をあわせて対話されているようなやさしい光景を、たくさん目にしてきました。またCreema様を通して、お迎えくださった方からいただくあたたかいメッセージを、たくさん拝見してきました。
‟ぬいぐるみを必要とされている大人はたくさんいらっしゃる”と感じると同時に、わたし自身作りつづける勇気をもらってきました。
夢だった絵本作りを通して、今までいただいた恩返しの気持ちをのせて、
ひとりでも多くの方に‟にっこり”な時間をお届けできたらと思っています。
実現に向けて、応援いただけましたら大変うれしく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。